王手角取りで失ったもの

2017-05-27 00:00:33 | しょうぎ
前の日曜に将棋連盟4Fで開催された将棋ペンクラブの関東交流会に出席。

会員を中心に数十人の出席で、プロは上野さんと井道さんが多面指しを行っていた。井道女流は石川県の珠洲市の出身ということで、将棋情報誌で紹介されていた銘酒を昨年のふるさと納税で手に入れたのだが、いわゆる秘酒という感じだった。一番教えてもらおうかとも思ったが、負けても勝っても嫌なものなので、通常コースのフリー対局ということで、3時間程度指した。

先日の職団戦ではボロボロだったのだが、その後、各種戦法とその対策を研究していたため、まあなんとか白星先行ということであったが、最終戦で相手の飛車を追い詰めた結果、よく見たら私の王と角の間に相手の飛車がいるわけだ。つまり王手角取り。

今までずいぶん指してきたが、こんなに悪い手を指したことはないだろう。サッカーで言えばバックスが相手のフォワードのドリブルを取り囲んで、ある方向に追い詰めたものの、そのままゴールに入ってしまったようなものだろう。

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ということで、色紙先取り権の順位が下がり、井道さんの色紙ではなく、森内元名人の『深思高飛』の色紙をいただく。「深く考えた結果、高飛びした」という意味だろうか。


さて、5月13日の出題作の解答。

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初手に駒取りというのは、めったにない。というか、やや邪道感があるが、個人的には、まったく気にしていない。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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少しだけ技巧的なところがある。たいして難しくはない。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。