傾斜マンション

2015-10-19 00:00:51 | 市民A
横浜都筑区の傾斜マンションだが、元々、某家電大手の工場跡地のはず。「L」の字の付く大型商業設備とほぼ同時に開発された物件。気になるのは「L」の建物の方。週末ともなれば万の単位の人が集まるのだが、別業者だったのだろうか。
    
旭化成建材と同一グループの旭化成○○・・○○という会社との懇親会が中止に。
   
先日の洪水の時は、水の中に一軒だけ残ったへーベルハウスの優秀性が証明されたばかりなのにね。ビジネスの教科書には「異業種進出は既存ビジネスを関係のない分野に取り組むと失敗する。ただし、旭化成のへーベルハウスだけは例外」と書かれているのだが、社員の管理方法に手抜かりがあったのかもしれない。化学会社は、あまり手抜きはできないはずなので、細かなチェック体制が苦手なのかもしれない。
    
傾斜は2%でも海に浮かぶ船は、傾いても自動的に元に戻ろうという力が働くのだが、マンションの場合は無理だろう。傾き始めたものは元には戻らない。
    
しかし、パークシティLaLa横浜の場合、竣工は2007年。その前年の2006年のはじめに姉歯事件という今回と同程度のきわめて悪質な事件が起きているのだから、その時に施工の各段階を再確認していれば、もっと別の方向になったような気がする(完成まもなくの新築マンションをいきなり建て直すという気持ちになるかどうかはあるが)。
    
工事が始まると、周辺のららぽーと渋滞がさらに悪化しそうだ。
    
姉歯事件の時は、基本的に個人犯罪だったのだが、こちらはどうなのだろう。案外、本格的立件は難しいのではないかとも思える。