ドラえもんスプーン

2014-06-30 00:00:37 | マーケティング
あまり本格的な社会ネタを取り上げる気分ではないので、軽い話題というか、体重も減らしたいので、朝食は軽い食事というかシリアルをよく食べているのです。(気分はシリアスなんですけどね)

で、ケロッグのコーンフロストという、ごく普通のチョイスなんですけど、「おまけ付き」です。

組み立て式のスプーン。

dspoon


ドラえもんスプーン、というそうです。

で、「ドラえもん」の小道具でスプーンが登場したことがあるのかなって調べてみると、割と近くですが、2013年10月25日の放送で、『味見スプーン』というのがあるようです。

その『味見スプーン』の効能ですが、料理の写真などにスプーンを向けると、その料理の味見ができるそうです。

で、その新製品のネット上の評価を見ると、スゴイ人気になっていたようです。どこでもドアやタケコプターよりずっといいそうです。というのも、書店や図書館にいって料理本を開いて、このスプーンを使うと、食費がタダになるからだそうです。ただし、異性の写真なんかに向けてはいけないそうです。

しかし、なんということなのでしょうか。「食費タダ!!」。

現実的すぎるというか、ドラえもん世代って何かシュールですね。

ところで、スプーンをおまけにしたケロッグ社ですが、会社の共同創始者の一人はケロッグ博士といいます(映画にもなっています。面白さは普通でした)。健康食品や医療器具をたくさん発明しています。つまり発明家だったのです。案外、ドラえもんの原点だった、ということならば、話は大団円となるのですが、そんなことはないでしょう。

ただ、これからドラえもん世代が(というか日本人の中心年齢が)中年を過ぎていくと、ポケットから健康食品やマッサージチェアとか飛び出してくるのかもしれません。まあ、人間、最終局面になると、いつか自力で歩けなくなるわけで、その時こそ、タケコプターがほしくなるのかもしれませんね。