最下位メーカーいじめにも見える極ゼロたたき

2014-06-06 00:00:21 | あじ
サッポロビールの「極ゼロ」が販売中止になる。第三のビールで売っていたのが第一の(つまり本物の)ビールではないかと、国税から捜査されそうになり、「本当は違うと思うけど、税金を払った上、第二のビールとして作り直す」ということらしい。それなら、裁判を起こした方がいいと思う。勝てば払った税金に利息をつけて返してもらえるので、要するに訴え得になる。

gokuzero


で、困ったことに極ゼロはプリン体0.00%、糖質0%と健康的でアルコール度数も4.0%と薄口である。あまり値段にかかわらず、よく飲んでいたのだが、どうなるのだろう。発泡酒になると、麦芽比率が下がるので、そこが心配である。

それに、ビール類を値段で選ぶ人にとっては、サッポロの第三のビールが減っても他社の第三のビールが増えるだけで、極ゼロが第二のビールになっても他社の第二のビールの売上を削るだけだろうし、国税にとって何も変わらないような気がする。

一説では、第三のビールを最初に発売したのがサッポロドラフト1だったので、サッポロを叩くチャンスを待っていたともいわれる。

ところで、ビールの節税商品は、いかにも庶民の味方商品のように報じられるが、これがガソリンや軽油に、それに近い製品をブレンドして税額を低くして売ったりすると、大問題というか犯罪者と呼ばれてしまう。飲食するものではなく、燃えてなくなるだけの製品なのに凄く不自然だ。ガソリン代の税金をセイブして、その差額金で第一のビールを買った方がいいと思うのだが、どうなのだろう。