飛車を打つべきところに角を打つ

2012-11-03 00:00:08 | しょうぎ
「飛車を打つべきところに角を打つ」ということになると、「将棋うっかり編」のようだが、そうではない(割打ちの金というのを打ったことがあるが、それは単にうっかり)。

ゴルフの話。レッスンプロとしては日本では最も有名人かもしれない坂田信弘氏の著書(真実のゴルフ)の中に、下手なアマチュアゴルファーの喩えとして登場。

まあ、飛車を打つべきところに角を打つというのは、フックボールを打たないために腰を十分に左に回すべきところを腰を回さないで腕を振り回して、さらにボールが左に曲がっていくことなどを指すのだろう。それでいて左に曲がる球を打つべきところ、右の方に飛び出すボールを打ってしまうのは、角を打つべきところに飛車を打つということなのだろうか。

また本書には、スタート直前に滑り込むようなゴルファーのことは、「賭けゴルフ」とか「健康のためのゴルフ」の類と斬り捨てているのだが、ゴルフ場に電車で向かう途中にこの本を読みふけってしまい、つい乗換え駅を乗り過ごしてしまい、集合時間に遅刻する始末。賭けゴルフの鴨を見つける時間もなかった。


さて、10月20日出題作の解答。

z12


▲7五玉 △6六歩 ▲同飛 △同香 ▲6三馬 △7四金 ▲同馬 △同桂 ▲9七歩 △9五玉 ▲8五金まで11手詰。

攻め方の5三馬を7三に移転し、玉型の5一歩を除去することができるとの指摘があり、同意。

動く将棋盤はこちら


今週の出題。

1103


普段、駒数と手数の関係に気を使っていて、手数より駒数を少なくしようと努めているのだが、本作は、そうはいかなかった。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数を記していただければ、正誤判断。