原発グッズの仲間に入ったもの

2011-05-28 00:00:03 | しょうぎ
19世紀の欧州の絵画で、日本趣味に取り憑かれたような画家が描いたのが「扇子」。ちょうど、日本から浮世絵などとともにオランダに伝わる。竹と紙でできた扇子は、あっという間に上流階級に広まり、いつもと同じような展開で、J国製が高すぎるからといってC国製が現れ、粗雑なために、廃れる。

で、これが今年の夏の冷気の源泉なのである。

『扇風機』『ゴーヤカーテン』、そして『扇子』である。



今年は、15世名人、大山康晴書で、『変化無限』。

なかなかいい言葉だ。原発事故みたいだ。

昨年は16世名人の中原誠書を使っていたら、会社の隣の席の男にオネダリされて、結局あげてしまった。お餞別代りとなる。

なんで、中原誠がいいのかわからないが、若い女性と不倫ができるのではないかと扇子にあやかろうとしたのだろうか。その後、脳梗塞で倒れてしまったことは知らないようだ。

そういえば、名人と女流名人の関係ということで、ずいぶん騒がれていたけど、確かに二人で食事をしているところを目撃されたとしても、職場内の打ち合わせみたいなもので、あまり疑う人はいなかっただろう。

「今夜、一局教えてもらえるかしら・・」とか、夜のプレーが長くなって「今夜はここまでにして、あすの続きのプレーは『封じ手』に書いて・・」とか、まったく馬鹿馬鹿しいことをやっていたんだろうな、と思う。

そういえば、大山名人も、最後は大腸ガンで落命してしまったのだから、扇子の縁起がいいわけでもないのかもしれない。


さて、5月14日出題作の解答。



▲2九銀 △2七玉 ▲3八馬 △同飛成 ▲同銀 △1八玉 ▲2九銀 △2七玉 ▲2八銀打 △1六玉 ▲1七銀 △同玉 ▲1八歩 △2七玉 ▲1七飛まで13手詰。

動く将棋盤はこちら

今週の問題。



ちょっと大げさな手順が続く。途中で手順前後があってB級扱いということになる。修正できそうもない

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数を記していただければ、正誤判断。