毎年開催の詰将棋全国大会は7月17日に大阪の高槻で開催されるようだ。出席できるかどうかは今のところ未定だが、恒例の「握り詰め」の使用駒が発表になる。(あくまでも詰将棋の話で、握り寿司の使用ネタじゃない)
それで、使用駒は、
王、飛、金、銀、桂、歩、歩、歩
たった8枚である。確か、昨年も「玉飛金香歩歩歩歩歩」の9枚
ずいぶん手の小さい人なのだろうか。私なら全部握れるかもしれない。掌が大きいのである。以前、尾道の千光寺にあった第12代横綱陣幕久五郎の手形より大きかった。
もっとも、いつも全駒を握っていたら、握り詰めに意外性がなくなってしまうだろう。
それにしても、チャレンジを始めて5回目位になるのだが、一度も双玉になったことがない。なぜかなあ・・
昨年は、飛び道具が飛車と香車と2枚だったのが、今回は、飛車だけ。それでは合駒を取って筋に変化を付けたりできないような気がする。飛車打、歩合、同飛、同玉これでは飛車が歩になるだけだ。ミニ煙にして、8枚を3枚残すとして、5枚を捨て駒にすると、5回連続捨て駒にしても9手詰め。それを引き伸ばしても15手詰め位しか作れないような感じもある。
そこで、創り方もよくわからないので、過去の作品で使用駒が似ていて、ちょっとマシな作品を探してみると、9枚使用で桂が一枚多いというのを見つけたので、1時間くらい考えてみたのだが、うまくいかない。当然ながら、完成品には無駄な駒はないので、1枚減らそうというのが無理なようだ。
そのため、2枚足りない作を作り直しているうちに、もっと高額の駒を入手するうまい手順を発見。なんとなく、ベスト20を狙えそうなものになる。ただ、なにせ駒が少ないので、最後に大技を決めるような素材にはなりそうもないので、まあ、そんなところかな。同一構造で同一作が現れそうなので、早々とポストへ。後で出すと疑われそうなので。
ここに、発表するのは、もっともっとずっと後になるので、まあその時に失笑してくだされ。
さて、4月29日出題作の解答。実は29手詰である。(最初の図面を都合により微調整。内容が難しすぎたので)
長い問題を出すと、長い解答を書かなければいけないということになるがしかたない。
▲7三角成 △4一馬(王手) ▲6三香 △6二飛 ▲5三桂 △5一玉 ▲4一桂成 △同玉 ▲4三竜 △3一玉 ▲3二歩(途中図1)
初手の逆王手を防ぐ手としては、本譜の他、▲7三桂があるが、△同香 ▲同角成 △4一馬 ▲6三香に渡した桂を△6二桂と打たれて逆王手で失敗する。初型で、玉型は桂が品切れ状態なのだ。
そして、途中図で△2一玉と逃げると、▲1二角の好手で早詰めになる。
途中図1から、△同飛 ▲同竜 △同玉 ▲4三角 △4一玉 ▲5一飛 △4二玉 ▲5二飛成 △3三玉 ▲3二竜 △2四玉(変化図2)
4二で精算した後、▲5四角と離して打つと、最後に一枚足りなくなる。そのため、▲4三角と筋悪に遠まわしに攻めて、2二の桂を狙うわけだ。
途中図2より、▲2二竜 △3五玉 ▲2七桂 △4五玉 ▲3七桂 △同銀成 ▲2五竜まで29手詰。
桂馬の二連打によって、最後は初手の▲7三角成が効いてくる仕掛けである。
動く将棋盤は、こちら。
今週の問題は、簡単作。順に追いかければいい。最後に駒が足りなくなったら、その辺にある肉を切りとって、直ちにお客に食わせればいい。ユッケ方式だ。
わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数を記していただければ、正誤判断。
それで、使用駒は、
王、飛、金、銀、桂、歩、歩、歩
たった8枚である。確か、昨年も「玉飛金香歩歩歩歩歩」の9枚
ずいぶん手の小さい人なのだろうか。私なら全部握れるかもしれない。掌が大きいのである。以前、尾道の千光寺にあった第12代横綱陣幕久五郎の手形より大きかった。
もっとも、いつも全駒を握っていたら、握り詰めに意外性がなくなってしまうだろう。
それにしても、チャレンジを始めて5回目位になるのだが、一度も双玉になったことがない。なぜかなあ・・
昨年は、飛び道具が飛車と香車と2枚だったのが、今回は、飛車だけ。それでは合駒を取って筋に変化を付けたりできないような気がする。飛車打、歩合、同飛、同玉これでは飛車が歩になるだけだ。ミニ煙にして、8枚を3枚残すとして、5枚を捨て駒にすると、5回連続捨て駒にしても9手詰め。それを引き伸ばしても15手詰め位しか作れないような感じもある。
そこで、創り方もよくわからないので、過去の作品で使用駒が似ていて、ちょっとマシな作品を探してみると、9枚使用で桂が一枚多いというのを見つけたので、1時間くらい考えてみたのだが、うまくいかない。当然ながら、完成品には無駄な駒はないので、1枚減らそうというのが無理なようだ。
そのため、2枚足りない作を作り直しているうちに、もっと高額の駒を入手するうまい手順を発見。なんとなく、ベスト20を狙えそうなものになる。ただ、なにせ駒が少ないので、最後に大技を決めるような素材にはなりそうもないので、まあ、そんなところかな。同一構造で同一作が現れそうなので、早々とポストへ。後で出すと疑われそうなので。
ここに、発表するのは、もっともっとずっと後になるので、まあその時に失笑してくだされ。
さて、4月29日出題作の解答。実は29手詰である。(最初の図面を都合により微調整。内容が難しすぎたので)
長い問題を出すと、長い解答を書かなければいけないということになるがしかたない。
▲7三角成 △4一馬(王手) ▲6三香 △6二飛 ▲5三桂 △5一玉 ▲4一桂成 △同玉 ▲4三竜 △3一玉 ▲3二歩(途中図1)
初手の逆王手を防ぐ手としては、本譜の他、▲7三桂があるが、△同香 ▲同角成 △4一馬 ▲6三香に渡した桂を△6二桂と打たれて逆王手で失敗する。初型で、玉型は桂が品切れ状態なのだ。
そして、途中図で△2一玉と逃げると、▲1二角の好手で早詰めになる。
途中図1から、△同飛 ▲同竜 △同玉 ▲4三角 △4一玉 ▲5一飛 △4二玉 ▲5二飛成 △3三玉 ▲3二竜 △2四玉(変化図2)
4二で精算した後、▲5四角と離して打つと、最後に一枚足りなくなる。そのため、▲4三角と筋悪に遠まわしに攻めて、2二の桂を狙うわけだ。
途中図2より、▲2二竜 △3五玉 ▲2七桂 △4五玉 ▲3七桂 △同銀成 ▲2五竜まで29手詰。
桂馬の二連打によって、最後は初手の▲7三角成が効いてくる仕掛けである。
動く将棋盤は、こちら。
今週の問題は、簡単作。順に追いかければいい。最後に駒が足りなくなったら、その辺にある肉を切りとって、直ちにお客に食わせればいい。ユッケ方式だ。
わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数を記していただければ、正誤判断。