厚岸より牡蠣届く

2010-01-22 20:00:28 | あじ
akkesiインフルエンザで寝込んだといえば、厚岸(あっけし)の牡蠣が届けられた。

何かヤクザの親分みたいな話だ。親分の世界だったら、まずは毒見係の胃の中に流し込まれるのだが、そんなもったいないことはしない。

そして、牡蠣の殻をこじ開けるという難解な技だが、一つやってみると、次々にできるようになる。「やはり、俺って器用だな」と思ってみたが、ふと思うと、何年か前にも厚岸の牡蠣をさばいたことがあったことを思い出す。

で、貝柱をはずした牡蠣をそのまま胃に流し込むと、厚岸の牡蠣に特有の甘い香りが口から食道、そして胃の中まで続いている。

一挙にインフルエンザが治った感じが体内に湧き上がってくる。が、錯覚だろうが。

牡蠣といえば、厚岸と仙台、そして広島が有名だが、生牡蠣を1個2個食べるなら厚岸だろうか。クリーミーだ。個人的には、大量に食べても飽きない仙台の牡蠣のサッパリ感もいい。広島人は、牡蠣についてのウンチクをつけ過ぎだ。カキフライや鍋にするには大粒の広島牡蠣がいいかもしれない。

そろそろ、味覚も元に戻ってきた頃である。