2010年。
今年は、オリンピックイヤーで、ワールドカップイヤーでもある。日本では、こういう年はナショナリズムが強まる傾向がある。そして、参院戦である。順に。
冬季五輪はバンクーバー。カナダ。そして、日本人のほとんどが注目しているのが、女子フィギュア。その他の競技は付け足しという感じになっている。
キム・ヨナ(韓国)×(安藤+浅田)ということになっているようだ。勝負は、かなり細かな偶然とかちょっとしたメンタル的な不安定といった部分に依るのではないかと思う。
少し気になるのが、プログラムの選曲。
キム・ヨナ 007メドレー&ガーシュイン(ヘ調の協奏曲)
浅田真央 仮面舞踏会&ラフマニノフ(鐘)
安藤美姫 レクイエム&ドラマ「ローマ」より
キムさんは、もしかしたらバンクーバーを米国と勘違いしているのではないだろうか(さらに007は英国諜報機関だし)。
浅田さんの仮面舞踏会+鐘とは、ずいぶんの格調である。もちろん難曲は、成功すれば感動も大きいが。
ミキティの二曲。モーツアルトの絶筆。そしてローマのクレオパトラ。ずいぶん内面的な選曲だ。モロゾフコーチの愛人になったという噂もあるが、シーザーの愛人になったクレオパトラを演じるためのトレーニングの一環なのだろうか。
そして、ワールドカップ。日本チームの初戦の芝生に誰が立つのか、バックスの二人以外、まだ不明だ。予選のうち2試合が酸素濃度の低い高地での試合となれば、走り回るタイプの日本には不利だ。ボールの飛距離が伸びるだろうから、相手チームはゴール前にどんどん放り込んでくるかもしれない。いまさら長身選手のテストをするようでは、いまさらである。
さらに気圧が低いとフリーキックの曲がりも小さくなるだろうから、フリーキック専用選手は選ばれないことすらあるかもしれない。もちろん予選を突破したらどこのグラウンドで試合になるかわからないので話は別だが、予選で2敗したら終わりだ。
試合でもっとも弱気になるのが監督ではないかと思っていて、フランス大会で1勝もできなかったことでさらに弱気にならないように、自分用の目標として「ベスト4」と言い聞かせていたのを、つい口が滑ってしまったのだろうか。国際試合の経験の少ないゴールキーパーにも不安がある。しかし、もう時間はあまりない。あとは、練習試合でボロ負けして相手国を油断させることだけだろう。
そして参議院選だが、その時の首相は「菅」だろうが、まとまるのだろうか。くれぐれも、どの党も外交や防衛のように「自分だけでは決められないこと」をマニフェストにしないように。
そして、注目の連立だが、実は渡辺喜美氏率いる「みんなの党」が少しずつ議員を集めている。参院でも入党した議員がいる。そして参院選ではさらに議員数を上積みすることだって考えられる。そうなるとクラシックな党首が率いる議席を減らしそうな党を追い出しても「みんなの党」を引き込めばいいと思うかもしれない。
ナベがいいか、カメがいいか、である。
それと、個人の目標なんて何もないのだが、マイ・ブログ的には、ちょっと量の多いネタを三つ程調査中だが内二つにはメドが立ったので、そのうちまとめてみたい。お城シリーズもしばらく行ってないのだが忘れているわけじゃないので、そのうち。