元旦に、アクアラインを通る。通常片道3000円が800円。(とは言っても、いつもなにがしかの割引があるので、3000円というのは、あくまでもメーカー希望価格みたいなものだ)
そして、満車状態をかいくぐって、やっと正規駐車スペースに駐車して、夕方の海を見に行く。
と、その時に快晴の空に突然に奇妙な雲があらわれて、太陽を覆うのだが、さらに、太陽は海面に近づいていき、かなり奇妙な光景になる。晴れなのか曇りなのか、あるいは雨なのか。今年の不安な状況を表しているようだ。「沈みそうな太陽」という航空映画の題名風を思い出してしまう。
そして、さすがに元旦の首都圏は空気がきれいだ。普段は見えない東京の街が高層ビルのシルエットをはっきりさせている。東京湾の千葉よりから見ると、東京タワーも含めすべて平屋建てに見える。ペリー提督が脅迫外交を行うために江戸湾に黒船を進めた時にみたのも、こういう平坦な町並みだったのだろう。
視線を南に移動すると、横浜のランドマークのずっとずっと先に富士山の逆扇型が広がる。思えば、北斎の描いた富士山多数も、こういうシルエットを元にしたのだろう。初夢に期待するも、どちらかというと「楽しくない夢」を見た。
そして、「あさりまんじゅう」をかじり、「あさりごはんの素」を買って帰る。念のため、スターバックスもあるが、何もここまできて、・・と思ってしまう。