ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

クリスティーのタンク

2015年02月22日 | HISTORY

人気ブログランキングへ 記事をお読みになる前に、応援クリックをしていただくと助かります。


 Wikipedia


J.Walter Christieは世界最初のFWD(フロン ホイール ドライブ)の発明というより戦車のほうが有名かもしれません。

FWDを消防車として商業化しようとして失敗したあと、1910年代に戦車の開発に転じました。

ご存知の方はともかく、転輪にトレッドパターンのあるタイヤについて!?と感じるのでは。


 

http://derela.republika.pl/en/10tp.htm


第1次大戦で最初期に投入された英軍の戦車は速度が遅くサスペンションがなかったことから悪路の走破性も悪く、その後はリーフスプリングのサスペンションを備えたモデルが存在しましたが、クリスティーの開発したのはコイルスプリングの独立懸架です。


 


これはポーランドで開発された10TPというモデルですが、トラックベルト(いわゆるキャタピラ)を外して走行する場合の、一番前の接地転輪がステアリングホイールにより操舵している状態です。

クリスティータンクの”売り”はM1928(リバティエンジン)の装軌(キャタピラー付き)で最高速度68.4km/hでも充分と思われるが、キャタピラーを外した装輪で111.4km/hも出せた高速性能と思われます。


人気ブログランキングへ お陰様で3位となっています。応援クリックを宜しくお願いします。