ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

カーチスのV型エンジン

2009年12月28日 | エンジン

Curtiss_twin 画像はttp://thevintagent.blogspot.com/2009_05_01_archive.htmlより転載

CurtissはIndianやHarley-Davidsonよりも早く、1905年という世界で最も早い時期にVツインエンジンのバイクを販売した。

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91225 画像はttp://blog.motorcycle.com/2009/01/14/motorcycle-news/early-v8-motorcycle/より部分拡大して転載

しかしV8エンジンを作ってからは、きっかけは他にあるにしろ興味は飛行機に移ってしまったようだ。

91226 画像はttp://collections.nasm.si.edu/code/emuseum.asp?profile=objects&newstyle=single&quicksearch=A19800029000より転載

これはスミソニアンのコレクション。シリダー/ヘッドはV8とそっくりだ。というよりシングルシリンダーエンジンの部品を2/3/8全部に流用しているのだろう。

1883_the_highspeed_engine_with_ho_2

これは”続・ホットチューブ イグニッション”で紹介したダイムラーのエンジンだが、Curtissのエンジンは空冷になっているけれど、吸排気はこの方式と見られる。つまり吸気は大気圧で開くオートマチックで、排気だけカムで作動する。

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ルノワールのエンジン

2009年12月27日 | エンジン

Ca1q01l1 画像をクリックすると別ウインドウが開きアニメが動きます

ルノワールと聞けば絵画の大家だが、ジャン=ジョゼフ・エティエンヌ・ルノアール(ウイキペディア)は内燃エンジンの発展に多大な貢献をした。

ウイキペディアからの外部リンクにパリの技術博物館のビデオがあり、きれいな3Dアニメも見られるが、QuickTimeだったりするので簡単なアニメを作ってみた。

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スチーム・ロコモーション”で紹介したアニメだが、ルノワールのエンジンは巧妙に蒸気をガスに置き換えて、シリンダー内で燃焼したガス圧により動かしているのが分かる。

オットーも開発している間にはルノワールのエンジンを眺めていたというから、何らかの影響もあったろうから、蒸気機関という外燃エンジンから内燃エンジンに移行する重要なマイルストーンだと思う。

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PulseJet Car ?!

2009年12月27日 | 乗り物

Pulse86jetcar1

ebayに出品されているのだが、タイトルと画像をチラっとみて、パルスジェットエンジンで走るのかと思ってしまった。

実際にはホンダのV4エンジンなのだが、1985年から90年まで347台も作られたそうだ。

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W型エンジン、AnzaniとCurtiss

2009年12月27日 | エンジン

Photo

探してもみつからないので、W型エンジンのクランク、ピストン、コンロッドの関係を図に書いて見た。各シリンダー間角度は60度。

濃いピンクがマスターコンロッドで、緑色がサブコンロッド。

こうしてみると、W型エンジンはカウンターバランスはとれないし、爆発間隔も不等で、コンロッド自体も大きく重いから高速回転には不向きだと思う。

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91221

上が以前にも紹介(W型エンジン)したフランスのAnzaniで、下は1909年のCurtiss 10 hp triple。

Art0019b 画像はttp://www.icenicam.ukfsn.org/articles1/art0019.htmlより転載

どうやらAnzaniは1905年に3-cylinder を完成しているようだ。

Curtiss_twin

グレン・カーチスはV8エンジンでスピード記録を立てたのは以前に紹介しているが、市販したバイクもあった。5hpの1907年モデルは$275。

ともにW3型エンジンのモデルは市販しなかったのか。

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T型フォード

2009年12月26日 | オイルリーク

自動化による”失業の発明”のはるか前だから、世界最初の自動車大量生産システムは、人の手による作業が多く、従業員が買うことができる所得と値段のバランスは素晴らしい。

木製ホイールの組み立てとか、悪路の走破性とか楽しめる動画です。

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専門メーカー

2009年12月25日 | エンジン

1big_2 画像はttp://www.jepistons.com/Default.aspxより転載

ロサンゼルス近郊のJEピストン。

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Carrillobuildinghomepage 画像はttp://www.carrilloind.com/より転載

そして有名なコンロッドのキャリロ。ともに10年位前に工場見学をさせてもらったのだが、JEピストンでは森精機のマシニングセンターが50台も並び、24時間体制で生産をしていた。キャリロはもう少し規模が小さい感じ。

ピストンもコンロッドも膨大な商品ラインアップを揃え、特注にも応えてくれる。アメリカのモータースポーツは陸海空で盛んに行われているものだから、まさに需要があれば供給もあるということだと思う。

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続・W型エンジン

2009年12月25日 | エンジン

5 画像はttp://big-diesel.blogspot.com/2008/03/jim-feulings-w3.htmlより転載

James Joseph FeulingがプロデュースしていたW3エンジンキット。

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Feulingは残念ながら2002年に亡くなってしまい、会社とプロジェクトは終了してしまった。

中央シリンダーが直立していたほうがカッコイイと思うが、それではノーマルフレームに納まらない。フロントフォークを少々レイクさせただけだと思う。

エンジンのスープアップの方法は色々あるが、4/6気筒を2つ合体させてV型エンジンにする手法を別にすれば、シリンダーを増やす方法はあまり例がない。

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