ピストンエンジンは永遠か!な?

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W型エンジン、AnzaniとCurtiss

2009年12月27日 | エンジン

Photo

探してもみつからないので、W型エンジンのクランク、ピストン、コンロッドの関係を図に書いて見た。各シリンダー間角度は60度。

濃いピンクがマスターコンロッドで、緑色がサブコンロッド。

こうしてみると、W型エンジンはカウンターバランスはとれないし、爆発間隔も不等で、コンロッド自体も大きく重いから高速回転には不向きだと思う。

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91221

上が以前にも紹介(W型エンジン)したフランスのAnzaniで、下は1909年のCurtiss 10 hp triple。

Art0019b 画像はttp://www.icenicam.ukfsn.org/articles1/art0019.htmlより転載

どうやらAnzaniは1905年に3-cylinder を完成しているようだ。

Curtiss_twin

グレン・カーチスはV8エンジンでスピード記録を立てたのは以前に紹介しているが、市販したバイクもあった。5hpの1907年モデルは$275。

ともにW3型エンジンのモデルは市販しなかったのか。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
三菱24WZというエンジンは (D.ITO)
2009-12-27 23:39:24
三菱24WZというエンジンは
3つのコンロッドがクランクの軸を共有していました。中央のコンロッドはクランクに連結され、左右のコンロッドはスリッパ型で直接クランクを押す形です。2サイクルだからできることです。
ご興味あれば写真を送ります。
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コメントありがとうございます。 (ピストン)
2009-12-28 00:29:37
コメントありがとうございます。
>2サイクルだからできることです
そうですね。吸気行程がありませんからね。
写真是非お願いします。
fbm@apricot.ocn.ne.jp
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