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![Simg_0332 Simg_0332](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/f7/694d97df4aad53fbb5592ea5c854cd0b.jpg)
’94年モデルのFXDL、機能的にはドライサンプなのでオイルタンクだと思っていたら、オイルパンと呼ぶらしい。
FXRの頃の灯油ストーブの燃料タンクみたいなヤツから、ダイナになってスマートなインテグレートっぽいアルミのタンクになったけど弱点がありました。
![S1_13 S1_13](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/86/67d3542193066f80e3e7a142ba378f08.jpg)
オイルが残らないように、ドレン穴のまわりに矢印のように通路があるのですね。
でもそのご配慮のせいでネジ山部分が極ウス!
それで、ネジ山がなくなってしまいました。
オイルが洩ると強く締めたくなるのは人の心情というもの。
でもアルミ製のオイルパンのネジ山は、そう堪えてくれません。
走行中のオイルドレンの脱落は考えただけでゾっとします。
しかも・・・新品のオイルパンは36000円!もいたします。
持てる資産を総動員して、考えること10分で・・・・・。
![Simg_0334_1 Simg_0334_1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/e8/56eeec946c30097425cf19c288500373.jpg)
スリーブナットを作ってみました。
持っている機器、刃物、材料それに使える技術(これが資産)のなかで、段取りをつけるのはパズルのようなものですな。
![Simg_0336 Simg_0336](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/12/3ea8843018f87aba151fe1772d9e406a.jpg)
ネジ山の部分の長さや肉厚を充分にとるため、スリーブナットはフランジ付きにして、オイルパンに差し込む部分はΦ20になってしまったため、元々のドレン穴を広げます。
*リューターでアルミを削ると、刃物にアルミがくっついてしまい切れなくなるのです。
この場合には刃物に浸透潤滑剤と使うと良いです。
![Simg_0338 Simg_0338](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/db/9c811636bb81209f5d66eb12d4e25e76.jpg)
溶接できるように穴の回りにのペイントを削り落とし、スリーブナットにはご配慮の溝も加工。
![Simg_0340 Simg_0340](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/5a/a40c965e1534339d9a97c2a4095afd08.jpg)
このオイルパンのアルミは溶接しづらかったけど、なんとか完了。
![Simg_0339_1 Simg_0339_1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/3b/bf708cafa080e9f720388836d1cc1a0d.jpg)
内側から見ても完璧?
![Simg_0001_3 Simg_0001_3](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/38/4fc41a83baf9e294448281aa806f81d5.jpg)
リンクルペイントで仕上げて・・・・・。
見えないところですが、溶接して終わりではね~。
*’99年?からドレンボルトの位置が変更になり前向きになっています。この変更はフレームに”腹打ち”によるトラブルの予防策のリブが付いたのと一緒なので、今回のトラブルの解決策なのかは不明ですが、アメリカ人の”力”ならドレンのネジ山トラブルは多発したでしょうね。
![Simg_0332 Simg_0332](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/f7/694d97df4aad53fbb5592ea5c854cd0b.jpg)
’94年モデルのFXDL、機能的にはドライサンプなのでオイルタンクだと思っていたら、オイルパンと呼ぶらしい。
FXRの頃の灯油ストーブの燃料タンクみたいなヤツから、ダイナになってスマートなインテグレートっぽいアルミのタンクになったけど弱点がありました。
![S1_13 S1_13](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/86/67d3542193066f80e3e7a142ba378f08.jpg)
オイルが残らないように、ドレン穴のまわりに矢印のように通路があるのですね。
でもそのご配慮のせいでネジ山部分が極ウス!
それで、ネジ山がなくなってしまいました。
オイルが洩ると強く締めたくなるのは人の心情というもの。
でもアルミ製のオイルパンのネジ山は、そう堪えてくれません。
走行中のオイルドレンの脱落は考えただけでゾっとします。
しかも・・・新品のオイルパンは36000円!もいたします。
持てる資産を総動員して、考えること10分で・・・・・。
![Simg_0334_1 Simg_0334_1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/e8/56eeec946c30097425cf19c288500373.jpg)
スリーブナットを作ってみました。
持っている機器、刃物、材料それに使える技術(これが資産)のなかで、段取りをつけるのはパズルのようなものですな。
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ネジ山の部分の長さや肉厚を充分にとるため、スリーブナットはフランジ付きにして、オイルパンに差し込む部分はΦ20になってしまったため、元々のドレン穴を広げます。
*リューターでアルミを削ると、刃物にアルミがくっついてしまい切れなくなるのです。
この場合には刃物に浸透潤滑剤と使うと良いです。
![Simg_0338 Simg_0338](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/db/9c811636bb81209f5d66eb12d4e25e76.jpg)
溶接できるように穴の回りにのペイントを削り落とし、スリーブナットにはご配慮の溝も加工。
![Simg_0340 Simg_0340](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/5a/a40c965e1534339d9a97c2a4095afd08.jpg)
このオイルパンのアルミは溶接しづらかったけど、なんとか完了。
![Simg_0339_1 Simg_0339_1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/3b/bf708cafa080e9f720388836d1cc1a0d.jpg)
内側から見ても完璧?
![Simg_0001_3 Simg_0001_3](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/38/4fc41a83baf9e294448281aa806f81d5.jpg)
リンクルペイントで仕上げて・・・・・。
見えないところですが、溶接して終わりではね~。
*’99年?からドレンボルトの位置が変更になり前向きになっています。この変更はフレームに”腹打ち”によるトラブルの予防策のリブが付いたのと一緒なので、今回のトラブルの解決策なのかは不明ですが、アメリカ人の”力”ならドレンのネジ山トラブルは多発したでしょうね。
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