ピストンエンジンは永遠か!な?

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カーボンフリーレース(賞金は200万ドル!続き)

2008年07月05日 | 明日のバイクを考える

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motogp.comによると、今までの250クラスは2011年から600ccの4ストエンジンに変更になったとのこと。

まあ、これはGP500クラスが4ストになった時点からの想定内ということで別に驚くことではないし、むしろ遅い変更と言うべきかもしれない。

しかし、驚くのはTTXGPの発表。

A new chapter in racing history begins today as the doors open to the world’s first Clean Emissions Grand Prix race. The TTxGP will be held on the 101 year old legendary Isle of Man TT circuit.
詳しいレギュレーションの発表はこれからのようだが、レースは来年から始まるようである。

レースにおいてはエンジンや付随するテクノロジーの発展に多大な貢献があり、走る実験室とは正にその通りであったと思う。

ところがF1では、トラクションコントロールの禁止以降は展開に面白みが増したとは言え、その他の規制と一緒で性能を規制する動きになって、チーム間の差がつきにくくなったのは興行的な意味合いが強くなったとも思える。

特に最高回転の規制は、エンジン性能の発展を望むより、興行面を重視しているような気がする。つまり、走る実験室ではなくなってしまった?

となると、石化燃料が地球温暖化の犯人という意見が主流(逆の意見も強くなりつつある:参照:ttp://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo)の上、原油がこれだけ高騰してくると、残念ながら内燃機関のこれ以上の性能向上には意味がなくなってくるのかもしれない。

次世代エネルギーに注目が集まるが、それはバイオ燃料なのか燃料電池、自然エネルギーを利用したものなのか、複合的に使っていくのだろうけれど、ことクルマやバイクにおいてはインフラや課税のことを考えると、少数に絞られざるを得ないのではないだろうか。

今までもソーラーカーレースやマイレッジレースなども行われてきたが、フリージャンルでTTXGPが行われるとすれば、次世代エネルギーの選定に決着できる期待が高まるのではないかと思う。

その上で、高額な賞金が設定できれば、多彩な方法が見られる可能性があるのではないか。

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