■『会報』68号・23号合併号発行のおしらせ■
2023年10月10日に、三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允・裵相度)の追悼碑を建立する会の『会報』68号と紀州鉱山の真実を明らかにする会の『会報』23号の合併号を発行しました。
内容は、つぎのとおりです。
三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允・裵相度)の追悼碑を建立する会
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kinomoto/
紀州鉱山の真実を明らかにする会
http://www.kisyukouzansinjitu.org/index.html
表紙
【写真】:1994年11月20日、李基允氏と裵相度氏を追悼する碑の除幕。右側、裵相度氏の孫、裵哲庸氏
2頁:李基允氏と裵相度氏を追悼する集い、30回目をむかえて
秋夕を迎えて(2023年10月1日) 裵哲庸
3~8頁:李基允氏と裵相度氏を追悼する集い、30回目をむかえて
30回目の追悼集会にあたって 嶋田実
木本事件から 郭政義
李基允氏と裵相度氏を追悼するつどい、30回目をむかえて 宇恵悟
この時代を生きる私たちに今、何が問われているか 米持匡純、
日本の植民地責任を学び、語り継ぐ場として 岩脇彰
追悼碑が建設されてから30年 佐藤正人
9頁:2022年の追悼集会
追悼集会に参加して思うこと 洪光子(在日本大韓民国民団三重県地方本部副団長)
10頁:「木本事件」の朝鮮人側弁護人、竹内金太郎 金靜美
11~14頁:関東大震災虐殺2年4か月後の朝鮮人虐殺 三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者(李基允・裵相度)の追悼碑を建立する会
【写真】①『朝鮮日報』1926年2月4日夕刊「放置された惨死体には「無心のからすが群がる」(「事件」を伝える記事)
②李基允氏と裵相度氏を追悼する碑 1994年11月20日、建立
③2010年3月28日、紀州鉱山で亡くなった朝鮮人の名前が書かれた石たち
④「日寇時期受迫害死亡工友紀念碑」。石原産業が経営していた田独鉱山にある碑。1948年4月、海南鉄礦田独礦区の労働者が建てる。周辺には人骨が大量にあったという。ここには、大勢の人海南島住民も強制連行され、“あそこに行けば戻ってこられない”といわれた。
15~17頁:「木本事件」と紀州鉱山への朝鮮人強制連行にかんする写真パネルと解説パネルについて 金靜美
18頁:『熊野市史』と図書館巡り 大谷祐子
19頁:平和のための戦争展わかやまで ―「木本事件」と紀州鉱山に強制連行された朝鮮人にかんするパネルを展示― 金靜美
20頁:本の紹介『일분군 ‘위안부’ 피해자 김옥주 구술자료집 』한국정신대연구소 엮음 (『日本軍‘慰安婦’被害者 金玉珠 口述資料集』韓国挺身隊研究所編、韓国女性人権振興院刊、2022年12月) 金靜美
21頁:海南島近現代史研究会第14回総会・第26回定例研究会について 佐藤正人
23~24頁:板屋の「紀州鉱山で亡くなった朝鮮人を追悼する碑の「追悼碑建立宣言取り付け台」入れ替え工事とその作業撮影 宇恵悟
【写真】:①崩壊した「追悼碑建立宣言」台
②作り直された台(2021年3月)
③兪柄煥さん、首藤さん、秦さん
④仲曽根さん(2023年9月13日・14日)
の名前が書かれた石たち
B5版 24頁。 定価 200円(送料140円)
連絡先 和歌山県海南市日方1168 紀州鉱山の真実を明らかにする会
郵便振替口座記号番号 00920-3-247174
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