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「沖縄とハワイ、済州、海南島が共同宣言 島の未来へ環境守る 済州島で国際会議」

2018年09月07日 | 個人史・地域史・世界史
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-792688.html
「琉球新報」 2018年8月29日 06:30
■沖縄とハワイ、済州、海南島が共同宣言 島の未来へ環境守る 済州島で国際会議

【写真】共同宣言に合意する(左から)大浜浩志県環境部長、ウォン・ヒリョン済州特別自治道知事、ドン・チンハワイ州副知事、周学双海南省環境生態保護庁技師長=28日、韓国済州島

【済州島で清水柚里】28日に韓国済州島で初めて開催された「グローバル・グリーン・アイランド・サミット」のフォーラムでは、沖縄県、済州、ハワイ、海南の代表者が各地域独自の取り組みを紹介しながら環境保全の議論を深めた。代表者からは「気候変動で生物の分布域が変わり始めてきたのが問題だ」「観光客の増加で渋滞などの問題が出た。無制限には受け入れられない」などさまざまな課題が挙がった。
 大浜浩志県環境部長は、海水温上昇によるサンゴの白化現象について説明。保全に向けた移植研究を進めているとし「高温で生きられるか研究している」と述べ、情報共有へ期待を寄せた。中国海南省の周学双環境生態保護庁技師長は「急激な経済成長により、環境配慮への時間が不十分だった」と島の状況を説明。一方、火力発電の新規設置を禁止し、最終的に全機を閉鎖するなどの取り組みを進めるとした。
 米ハワイ州のドン・チン副知事は、全米で初めて州として、地球温暖化対策の枠組み「パリ協定」を順守するための法律を制定したと紹介。自治体単位の取り組みの必要性を強調した。
 済州特別自治道のウォン・ヒリョン知事は世界自然遺産・漢拏山国立公園で生態系が変化していることを懸念。「次回のサミットまで日常的に交流し、共同研究などができたらいい」と展望を語った。


https://mainichi.jp/articles/20180829/rky/00m/040/005000c
2018年8月29日
■国際会議 島の未来へ環境守る 沖縄とハワイ、済州、海南島が共同宣言 /沖縄
【済州島で清水柚里】韓国済州島で開かれた島しょ地域が抱える環境問題について協議する「グローバル・グリーン・アイランド・サミット」のフォーラムは28日、持続可能な島の発展に向け環境保全に努めていくとした共同宣言を採択し、閉幕した。沖縄県と済州特別自治道、米ハワイ州、中国海南省の4自治体は、今後パートナー関係の島しょ地域を拡大していく。
 共同宣言では(1)定例フォーラムを開催し関係を拡大(2)事例の情報共有(3)炭素排出量削減など気候変動の政策実行(4)環境問題の相互協力促進(5)保護活動の加速-などの項目で合意した。沖縄県を代表して大浜浩志環境部長が、済州特別自治道のウォン・ヒリョン知事、米ハワイ州のドン・チン副知事、海南省環境生態保護庁の周学双技師長と署名を交わした。
 大浜部長は「4地域とも同じような環境課題がある。この地域から世界に発信していきたい」と述べ、継続して協力する重要性を強調した。
 フォーラムにはパラオのトミー・レメンゲサウ大統領も出席し「世界的に気候変動が起きている。世界の共通課題解決のため、イニシアチブの基盤づくりが求められている」と強調した。(琉球新報)


https://ryukyushimpo.jp/news/entry-791936.html
「琉球新報」 2018年8月28日 05:00
■島の環境保全議論 韓国済州島でサミット 沖縄やハワイ参加
【済州で清水柚里】県、韓国済州島(特別自治道)、米ハワイ州の知事らが一堂に会し、島しょ地域が抱える環境問題について協議する「グローバル・グリーン・アイランド・サミット」(GGIS)の初めてのフォーラムが27日、韓国の済州島で開幕した。3島のほか、中国海南島からも含め約100人が参加した。自然環境や風土、産業などで共通点が多い各島の関係者が集まり、環境と観光との両立の重要性などさまざまな観点から環境保全の取り組みを議論した。

【写真】グローバル・グリーン・アイランド・サミットのフォーラムで各地の識者や自治体関係者と握手を交わす大浜浩志環境部長(左から6人目)=27日、韓国済州島

 初日は各自治体の職員や専門家が、干ばつやハリケーン、台風などの異常気象の報告や環境への自治体独自の取り組みを発表した。県内からは堤純一郎琉大教授が気候変動による適応策、黒田登美雄琉大名誉教授が宮古島の地下ダム事業について報告した。
 大浜浩志県環境部長は、海外漂着ごみ対策などを説明した。中国や韓国からのごみが沖縄に流れ着くことに触れ「沖縄だけで対策できるものではない」と協力を求めた。
 ハワイ州は低炭素社会の実現を目指し、四つの島が2045年までに再生可能なエネルギーへの転換を目標に設定している。ハワイの自然保護団体「ブループラネット財団」のメリッサ・ミヤシロ主任は「今後も観光客が増加が予想され、航空機の利用も増える。効率性を高める必要がある」と指摘した。
 済州島は、30年までに島の炭素排出を実質ゼロにすると宣言している。アジア気候変動教育所のジュン・ダイユンさんは、風力と太陽光を利用した発電を普及させ、100%電気自動車化を目指す取り組みを報告し、「社会的な合意を取りながら倫理観を変えていく必要がある」と語った。
 最終日の28日は、3自治体の代表者が環境保全に関する共同宣言をまとめ、調印する。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/28/0200000000AJP20180828001900882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/28 15:31
■島しょの環境保全へ共に努力  韓米中日の4自治体が共同宣言
【西帰浦聯合ニュース】済州島を行政区域に持つ韓国・済州道と米ハワイ州、中国・海南省、日本・沖縄県の4自治体が27、28両日、島しょ地域の持続可能な発展を協議する「グローバル・グリーン・アイランド・サミット」第1回フォーラムを済州島で開いた。4自治体は最終日の28日、島しょ地域の環境保全へ共に努力することなどをうたった共同宣言文を採択した。

【写真】共同宣言文に署名した(左から)沖縄県、済州道、ハワイ州、海南省の首長や担当幹部=28日、西帰浦(聯合ニュース)

 共同宣言文に基づき、4自治体は2年ごとにフォーラムを開いて交流・協力を深め、参加自治体を増やして世界の島しょ地域の環境資産保全を目指す。
 島しょ地域の持続可能で健全な発展にも共に努める。島ならではの生態システムを守るため、炭素排出量の削減など各地の気候変動対応策を共有し、実施する。
 出席した済州道の元喜龍(ウォン・ヒリョン)知事は「われわれの共同努力が世界の全ての島の環境資産と固有の生態システムを保全し、持続可能な社会に移行していく上で里程標になるよう願っている」と述べた。
 グローバル・グリーン・アイランド・サミットの第2回フォーラムは2020年にハワイで開く。
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