ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




村木厚子さん冤罪事件を担当した大阪の検事がフロッピーディスクのタイムスタンプを書き換えていたという事件が報じられました。今回もたまたまナガラテレビで画面を見たら作成日、更新日などの情報が映っていて、最近は全く使わなくなったフロッピーディスクについて懐かしく思い出していました。
昔はお客様にフロッピーディスクでお渡しすることが多くて、その時には納めた全てのファイルのタイムスタンプを9月22日 00:00 などと統一することをしばしばやっていて、それが簡単にできるツールも手元にありました。NIFTY-serveなどでフリーソフトとして手に入れることが簡単でした。

Fdtimestamp01 手元にあった一枚を開いてみたら、なんと作成日より更新日の方が早い! これは多分客先に持っていってお客様のパソコンで処理した時に、そのパソコンの時刻が狂っていた為だと思います。昔はこんなことがよくありました。時には1970年1月1日に戻ってしまうケースもあったのです。スパムメールでは今も時々使われている日付です。メールの送信日を操作することで受信者を騙すテクニックの一つでしょう。大阪発スパムが多いですが検事がクラッカーだったとはね(^o^)

騙すといえば、先日の民主党代表選ではマスメディアに騙された人が多かったようです。『世論調査のねつ造を取り締まる法律がないのである』と2010年9月21日の記事で植草一秀さんはお書きになっています。

なによりも驚いたのは、植草一秀さんが痛烈に批判している「民主代表選:新聞は世論調査を使う時だ」(2010年08月25日新s あらたにす、著者・池内正人氏)の内容です。最近はマスメディア記事を開いても斜め読みで終る程度になっているので、こういう記事があったことは知りませんでした。
どなたが操作されたのかわかりませんが、「ウェブ魚拓」に池内記事の2が保存されています。
池内正人氏が述べた世論調査をマスメディアの武器にできるという発想(だと私は理解した記事の筋道)には驚くというより呆れました。これは「山梨県は自殺率が高い」と見出しにして読者を誤解させてしまうような、統計値の分析をきちんとした上での説明が無い記事以上にひどいものです。・・・でもこの山梨県自殺者統計値については最近の記事は丁寧な説明が書かれるようになってよかったと思っていますが・・・マスメディアが小沢一郎さんの「政治のカネ」について、今後も具体的な論証もせずに語り続けるのかは私には分かりません。

ネット巡回中に気が付いたのですが、2010-09-20 『なぜ民主党代表選の党員・サポーターの「投票はがき」に「保護シール」がなかったのか?』、こんな事は誰でも分かることで、私などは保護シールでも危ないから80円の自腹を切って封筒に入れて送り返すことが多いです。代表選の投票用紙に保護シールが無かったとは選挙無効になってもおかしくないでしょう。棄権が多かったということは、そんな民主党にあいそづかしをした党員・サポーターが多かったのかも知れません。小沢一郎と書かれた葉書だけを抜き取り廃棄した何てことは 「あってはならない事」 、いくらマスメディア世論調査の結果に合わせたくても(^o^)
民主党もあの偽装メール事件から何も学んでいないようです。セキュリティに関してはとうてい信頼できない組織だと考えてしまいます。

過日の山梨県参院選で多かった無効票の意味も少し気になる掲示板投稿を読んだのですが、まあ終ったことをとやかく言うより、これからどうするかという事が大事でしょう。民主党の今後についても同じかも知れません。小沢一郎さんの最終演説を聞いて 「しまった!」 と思った党員・サポーターの方は多かったでしょうね。投票の締切が早過ぎた(^o^)
だからインターネットからは目が離せません。



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