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ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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24時間映画祭@山梨

2007-11-04 08:33:00 | アート・文化

2007年11月4日のUTYニュースは、「やまなし映画祭」に参加した24時間映画祭(第4回目になる)について次のように報じました。
『24時間の制限時間内に映画を制作するイベントで、完成した作品の上映会が開かれました。 これは、先月27日から甲府市で開かれている「やまなし映画祭」のイベントの一つで、きのうの午前11時からきょうの午前11時までの24時間で映画を制作するものです。 県内外から7チームが参加し、きょうはそれぞれのチームが徹夜で制作した作品が甲府市の桜座で上映されました。 会場には映画ファンなどおよそ50人が集まり、撮影から編集まで24時間という限られた時間で作られたとは思えない力作に驚いていました。 このイベントは、東京や大阪といった都市部を除き、地方での開催は山梨が初めてということで、主催者側では地域の活性化にも繋げて欲しいと話していました。』

私は今年も映画祭に出かけられませんでした、桜座の「棚の隅」に行く予定をしていたのですが残念。24時間で映画を作るという現場も見たかったのですが、風邪でダウンしていました。「24時間映画祭」が甲府に来た経緯を朝日新聞山梨版が詳しく書いていましたので残しておきたいと思います。桜座はキャパが100名くらいと思いますが観客は予想外に少なかったようです。

2007年10月24日付けの朝日新聞山梨版記事


参加者が、題に沿って24時間以内に映画をつくる「第4回24時間映画祭@山梨」が11月3~4日、甲府市内を中心に開かれる。06年に東京で始まったが地方都市で開かれるのは初めて。映像に詳しい県立大学国際政策学部の前澤哲爾准教授らが、低迷する「やまなし映画祭2007」(10月27日~11月4日)の提携企画として誘致した。
 24時間映画祭は06年8月、東京を舞台に、CMディレクターの嶋崎直登さんらが始めた。人、もの、場所の三つのテーマをくじ引きで選び、そのテーマに沿って、各チームが3~10分の映画をつくる。企画、撮影、編集、ダビングのすべてをこなす。この間、1時間ごとにブログに撮影過程や状況を書き込む。
 今回は山梨が舞台。参加チームは11月3日午前10時、「四菱まちづくり総合研究室」(甲府市中央1―14―12)に集合する。11時から撮影を開始し、翌日の4日午前11時までに作品として実行委員会に納める。午後3時からは総研近くの「桜座」(甲府市中央1―1―7)で上映会が開かれ、優秀作品が表彰される。
 最低限、DVDビデオなど録画機材と編集機材のノートパソコンがあれば、参加は可能だ。ただエントリーが多い場合は、嶋崎さんらの事前審査がある。
 最終的には10~12チームの参加を見込む。嶋崎さんは「24時間映画祭は、市民マラソン。中には、ずば抜けた作品もあるから楽しい」と話す。
 やまなし映画祭は今年で3回目。甲府商工会議所などが中心となり、甲府市の活性化も担う。

 これまでは、県にゆかりがある映画や自主制作映画の上映などをしてきた。商工会議所によると、期間中の人出は2千人余りだった。
 前澤准教授は、全国フィルム・コミッション連絡協議会専務理事。嶋崎さんは知人であり、これまで東京と大阪で開いてきた「24時間映画祭」を誘致した。  やまなし映画祭の企画としては10月27日に、甲府市の中心街にある「銀座通り」で、「映画検定・模擬クイズ@山梨」が開かれる。映画に関する模擬クイズで30人が知識を競う。  前澤准教授は「地方映画祭は地域振興の目的でやっている場合が多い。人が交流するところがないとそれは単なる上映会。交流する場があるから、新しい芽が生まれてくる」と話している。


県庁舎の耐震化と市街地活性化

2007-11-03 22:51:24 | 街づくり

2007年11月3日の毎日新聞山梨版記事、「県:4庁舎1棟と5庁舎耐震化、検討委に2案を提示」はこのブログに書いておいた9月22日の記事~県庁+市役所の機運?の続報になるようです。


県は2日、老朽化が進む県庁舎のあり方を協議する検討委員会で、対象となっている5庁舎(甲府市丸の内1)について、
(1)別館を除く4庁舎を取り 壊し1棟建設
(2)5庁舎の耐震化補修
--の2案を示した。(1)案を支持する声が多かったが、「別館も取り壊し対象に含むべきだ」との意見もあり、まとまらなかった。県は、年内に開く次回会合で1案に決めてほしいとしている。

 対象は、JR甲府駅近くにある▽別館▽県民会館▽東別館▽県民情報プラザ▽第2南別館。甲府市中心部で太平洋戦争の戦災を免れた数少ない建築物として、県は別館を取り壊し対象から外して提示したが、一部の委員は「築年数が長いだけで取り壊すべきでないと結論するのはどうか」と述べ、文化財的価値を見極める必要があると訴えた。(C)毎日新聞・【宇都宮裕一】


前の記事で書いたように構内配置図しか知りませんし、『(5)として全棟取り壊し、必要な機能・部局を甲府市新庁舎にフロアーを設置して統合する。財源の点でも良策と思います。』と書いたのは半分ジョークのようなものですが、県庁敷地内を開放空間(市街地公園)にして甲府駅から中心街までのアクセスを画期的に改善する機会であることは確かです。
その為には1棟新築で集約するしかありません。別館も取り壊しが妥当ですが、県庁敷地内に残っているらしい甲府城遺構の復活も考慮すべきです。

山梨県企画部には、平成13(2001)年6月に「県庁舎周辺整備構想」があります。これについては山梨総合研究所から報告書も出ていて、県民フォーラム ~県庁舎周辺整備構想~でも6月から9月の期間に少ないですが投稿がありました。この構想は今回も参考にされたと思いますが今回の議事録は未確認です。
ここにある構想案の1-3は全て別館(旧館)が残してあります。これが無くなって開放された時の歩行者アクセスの利便性と甲府市活性への寄与の予測は別館の歴史的価値との考量になります。
夜間や休日にはゲートを閉じてしまうような、行政施設を一定の敷地の中に囲い込んでおくという発想から脱却して公園の中に点在するような新しい県庁の姿を描く事が一番肝要かと思います。

この発想の転換は甲府市新庁舎でも同じことだと考えます。


甲府盆地の百花繚乱

2007-11-03 13:22:29 | 街づくり

2007年11月03日の山梨日日新聞が10月29日に開催された「甲府盆地のナイトツアー」について伝えました。『市民グループ「甲府盆地ナイトツアーを考える会」が企画し甲府商工会議所も共催に加わり、3年目』ということです。『現時点でツアーは夜景を楽しむ企画にとどまっている。「夜景をきっかけに甲府の街を元気づけたい」。主催者側は温泉郷や甲府市中心街の「桜座」を巡るツアーを仕立て、地域全体を盛り上げる方法を模索している。』 (この記事が思いがけずに環境問題に関係していることに気付きまして、野中一二議員の掲示板に投稿させていただきました。)

百花繚乱やまなしまちづくりセミナー この「地域ツアー」については昨日11月2日に開催された「百花繚乱やまなしまちづくりセミナー」でも話がでていました。これについては「つなぐNPOまちミューブログ」から参照していくのが便利です。県外からもこの「まちミュー」に参加なさる方がおられ、行き先の地元の方も「わがまちにそんなものがあったの・・・」と飛び入りで参加なさるという話にはびっくりしました。
セミナーでの話としては、旅行会社はツアーを組んで送り出すのがビジネス(風林火山博の賑わいもこれです)、それに対して受入れる地域の方での「地域再発見」とでもいうような企画が大変重要なこと、それこそがこれからの観光ビジネスのあり方だという指摘です。 私が非常に関心を持っている二つの城下町とか、甲府市旧町名を中心街の道路名にするとか、武田二十四将屋敷跡マップとか、藤村記念館とか、そして愛読ブログのやまなし・まちかど図鑑の見事な探訪など、いま居るところからちょっと離れた目で自分の街を見るという感性を大切にしたいです。
話があちこちしますが、「地域再発見」の視点からみたとき「グ印関西めぐり」はなかなか素晴らしい本(読むマンガ)だと気が付きました。

で、話を戻して、「百花繚乱やまなしまちづくりセミナー」で終わりかと思っていたら、甲府市中心市街地活性化に関する「百花繚乱」は未だ続きます。11月20日(火) 19:00~「甲府市中心市街地活性化基本計画」の素案についての市民説明会(会場・こうふアルジャン)があります。これについては甲府市公式ページ待ち。

2007年11月3日 読売新聞山梨版と日本経済新聞甲信越版は、甲府市中心市街地活性化基本計画策定委員会から報告書が市長に提出されたことを報じました。・・・これに関して私のWebページも更新する予定・・・人が集まる(集める)のが目的では無く、個々のお店が繁盛することが最終目的、活性化基本計画からはそこを押えておきたいと思っています。

ふっー、繚乱する百花の脂粉で頭がクラクラします、ほな、わてのデータベースに戻って整理を始めまひょ・・・おっとグ印さんの色香に当てられた(^o^)


学美舎KOFU店、開店

2007-11-02 20:12:38 | インターネット

2007年10月6日の記事で学美舎「まなびや」KOFU店について書きましたが、本店(?)の学美舎ニュース2007年10月31日で正式開店を知りました。サイトはオンラインショッピングモール学美舎 KOFU店です。

1.ygu.manabiya.co.jp は本店のサブドメインとして設定されているようです。
2.並んでいる画像はこのサイトでそれぞれのお店へのリンクになっていますが、その説明が判然としません、これは改良の余地があります。
3.お店のページは全て本店ドメイン www.manabiya.co.jp に置かれていますし、KOFU店ホームページからのリンク先も全て本店記事になっていることが確認できます。
4.KOFU店ホームページにある「お問い合せ」は、本店のメールアドレス info@manabiya.co.jp ですが、内部各店のメールアドレスは nosuke1109@hotmail.co.jp という無料メールアドレスであることは問題です。これは是非本店のメールアドレス群の中に、kofu@manabiya.co.jp のようなアドレスを設定してお使いになるべきです。ビジネスサイトで無料メールアドレスを使うサイトを私は信頼しません。

『学美舎KOFU店は山梨学院大学の学生が運営するショッピングモールです。これから山梨の素晴らしい商材を全国に提供していきます!!よろしくお願いします!』とお書きになるなら、本店の学美舎との関係なども説明しておかないと、読者には明確に理解ができないのではないかと懸念します。本店「学美舎」が楽天のように周知のサイトであり、その業容も分かっている読者にはこのホームページだけでも問題はないでしょう。
読者の理解を求める一つの方法としては上記リンク先の本店ニュースにリンクして読者を誘導する事です。

何故やるかという目的-何をやるか-どこでやるか-いつやるか-誰がやるか-どんな方法でやるか、という基本があります。この順番の4つまではクリアー出来ているかどうか、もう一度確認し、方法について上記のような点も再検討なさったらいかがでしょうか。
私がこのブログで9月、10月とアクセス状況を確認、記事にしたのは このOCN のブログ人にその機能が内蔵されているからですが、本店「学美舎」にも恐らく同様な機能があると思います。意欲ある学生の皆さんがそういうツールを駆使してインターネット・ビジネスについてWWWページ発信に熟達され、このプロジェクトに成功される事を祈ります。


フォルクローレ、2回目

2007-11-01 23:44:28 | アート・文化

敷島で開催されたコンサートに続いて、今日は甲府中心街のペルメ桜町にあるアルフィーでのライブに出かけました。フォルクローレに心惹かれる魅力を感じてしまった私です。

11月3日で「2007甲府まちなかミュージックフェスタ」は終わるのですが、私はとうとう出かける時間がないままに日が過ぎました。このフォルクローレ・ライブはフェスタに組み込まれていませんが先日のコンサートに出かけたお蔭で情報を得ました。20時過ぎ、定番の「コンドルは飛んで行く」が始まっている時にアルフィーに飛び込み、カウンターに座ったのですが、こういうお店は久しぶり、というより甲府では初めてかも知れません。

Folklore071101b カウンターに置かれたリーフレットに目が行きました、うーむ、これは良く出来ています。スキャナーでは色の具合が良く出ていませんが保存しておきます。

ジャズもそうなのですが、大きな会場と舞台でのコンサートより、このような場所でのライブの方が私の好みです。さらに言えばフォルクローレを一度、自然の中で、山があってコダマが返ってくるような環境の中で聞いてみたいと思いました。
今日は6人編成でしたが、「ケーナ」や「サンポーニャ」の音色は自然の中で映えるような気がしますし、お二人の女性の素晴らしい歌声は森の中に吸い込まれ山々にこだまするでしょう。

スペイン語の歌詞は全くわかりませんが、演奏前に解説があり、その意味を感じながら聞いていると、ふと、滅びの美学のようなものを感じます。征服者に対する抵抗を唄っても滅びていった民族の心が音色にも現れているようにすら感じるのです。カウンターに肘を付いて聞きながら昔の映画主題歌ですが「遙かなるアラモ」を思い出していました。

最後はアンコールの「花祭り」、皆さんと一緒に手拍子で合わせて愉しいひとときを過ごしました。良い時間をありがとうございました(^o^)


10月のアクセス

2007-11-01 11:34:47 | インターネット

 Log200710

9月のアクセス状況より少し数が増えました。

にほんブログ村-山梨情報というブログのポータルサイトに参加してみました。その結果がいくらか反映されているのかも知れません。このようなポータルサイトはいくつもあるようですが、私は根が不精者なのであまりあちこちに顔を出すのは面倒ですから、パスしています。にほんブログ村では山梨情報のベスト8以内にはランキングされていますので、それで十分かと(^o^)

10月はやはり「ゆうちょ銀行」に関する記事で、手数料値上げが広報不十分だと書いたことに読者の関心が多かったようです。これは全国レベルでしょう、検索してヒットしたので入って来られた方が多いようです。

その他はだいたい地元ネタですから、街づくりに関連する記事にアクセスしていただけることはありがたい事です。

私として予想外だったのは「ドーミーイン甲府」という中心街に開店したホテルの記事への単独アクセスが多かったこと、これも検索エンジンからのアクセスですから、全国展開しているホテルチェーンとして関心を持つ県外の方々が多いのだと感じます。

あとは社会ネタとしての後期高齢者問題やレジ袋問題など、インターネットを活用した広報体制が組まれていないように思えた問題を取り上げました。

これについては中心市街地活性化事業も、甲府市新庁舎計画も同じなのですが、やはり内部におられて情報がよく見えている人々には、広報というものの価値、重要性への理解がいまひとつ不十分かと感じています。行政がWWWページ発信を含めた広報活動を一部民営化してみたら大きな改善が見られるように思いますが、いかがでしょうか。

みんなを巻き込んで盛り上げるという時代に有効なのはインターネットだろう、逆に言えば、インターネットには馴染めないという人々はいつの間にか情報過疎地帯にいる自分に、あるときハッと気が付いて愕然とする、そんな時代になっているのではないかと思うのです。
もちろん「むら社会」にはむら社会としての良さがあります、私も関係している組織ではその温かさを満喫することが多いです、その一方、その組織を常に外からの目で見ている、インターネット・オタクとしてこの組織のあり方、広報体制を考えている自分がいます。

新聞やテレビ情報を補完しているものとして考えていたWWWページ情報は、今は逆にまずインターネット情報があり、マスメディアはこれをどう伝えているか、それは正確か?という点から検証するだけのマスメディアになってきていると感じています。

それで新聞の価値は論説、総合解説記事などジャーナリズムとしての主張が明確に出ている記事、いわゆる学識経験者さん達の論説記事に価値を見出します。

私はメディアの中立性など期待しません。ニュースと論説を分けて考えて、ニュースは事実(であると記者が取材したもの)を伝え、それを料理した記事は別になるはずですから。料理の腕が悪ければ、素材が良くても次からは食すことはない、それはこんなブログでも同じでしょう。
素材を素材のままに提供する、それは例えば議会のインターネット中継であり、インターネットを使って全世界に発信しているニュースサイトです。そういう素材を料理する凄腕の料理人がインターネット界に無数にいます。新聞などがそれに対抗するには自社サイトでの的確な発信しか無いはずですが、そのビジネスモデルがどのように成り立つかは、私は未だわかりません。

今月のお勧め--リンク集に入れてありますが、「生活設計の達人になる」ブログです。お読みになってみれば分かります。専門家が丁寧に素人にも分かり易く話す正確な内容こそ一番の宝物。