何が何でも再稼働だから? 東海第2原発の「不備」を4カ月も黙っていた日本原電と原子力規制庁の不誠実 (東京新聞 2023年11月16日)
首都圏唯一の原発、日本原子力発電東海第2原発で、防潮堤の施工不良が明らかになった。ただ原電の公表は不備の把握から4カ月後。原子力規制庁もかねて報告を受けていたのに、公表に動かなかった。立地自治体の茨城県東海村ではこの間、休止続きの東海第2の再稼働について議会が初めて賛意を示した。原発不信を招く話が伏せられるうちに再稼働の道筋が付く—。こんな話がまかり通っていいのか。(宮畑譲、山田祐一郎、長崎高大)【記事の冒頭です】
◆再稼働準備の工事中 「防潮堤」に施工不良
◆事実の発表は、内部告発を受けた記者会見とまさかの同日
◆山中伸介・規制委員長「重大性がある問題と認識していない」
◆日本原電と原子力規制庁の置かれた立場は
◆知らされない間に東海村議会が「再稼働求める請願」採択
◆炉心溶融事故が起きたら経済的な損失は660兆円
◆「多くの人々が無関係ではいられない」
◆デスクメモ
2020年9月の柏崎刈羽原発。東京電力はテロ対策の不備を把握し、規制庁に伝えたが、公表されなかった。表沙汰になったのは翌年1月の報道。その間、再稼働が絡む規制委の審査があり、ゴーサインが出た。「またか」と思う今回の件。双方に絡む規制庁。不信ばかりが募る。(榊)
【以上でこの記事は終了】
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東海第2原発の記事を始めて開いてみました。
これからの日本にとって原発事業は必須であるべきなのか、不勉強な私には難しい事ですが、東京新聞を読みながらあらためて学習したいと感じて・・・
日本国における原子力発電のありかた、それを記事のタイトルにしたのです。