2024.3.21 15:30
リニア遅れは「国家的損失」自民・片山さつき氏 夢のエネルギー「核融合発電」に波及、安全保障の懸念も…停滞している時間はない(zakzak 夕刊フジ)
リニア中央新幹線の静岡工区(約8・9キロ)の着工が遅れている問題が、日本の新技術や新エネルギーの開発に大きな支障をもたらす懸念が強まっている。日本など各国が「夢のエネルギー」として開発を急ぐ核融合発電には、リニアモーターカーと同様の超電導技術が用いられているためだ。技術開発の遅れはエネルギー安全保障上の懸念となるだけでなく、国策としてリニアと核融合炉に注力する中国を利することにもつながる。この問題を国会で取り上げた自民党の片山さつき参院議員に話を聞いた。
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片山氏は「中国製の核融合炉を日本が購入せざるを得ない状況というのはメンテナンスを含めて最低最悪の状況だ。課題が生じても自前で手当てしなければならない。省庁間の協力に加え、国が静岡側に働きかけていくことも大切だ。リニアは日本の国土軸形成の未来だけではなく、先端技術の未来にもつながると世論を喚起する必要がある」と指摘した。
片山氏のご意見が私には理解できないので関係サイトを確認しようと思います。
片山氏のご意見が私には理解できないのです。
『片山氏は「次々に反対の理由を持ち出して、『止めることありき』の姿勢にみえるが、もはや遅らせることに理由はないのではないか。高温超電導技術は世界的にも最新の開発が進んでいるが、すさまじくもったいない。リニアを止めることは、結果的に国の最先端の重要技術の開発を止めているに等しい」と苦言を呈した。』
リニア工事に関して静岡県庁が問題にしたのは、南アルプスのトンネル工事による自然環境への影響と大井川の水利問題である。高温超電導技術が静岡県庁の話しに出たとは思え無い。
『(リニアの)早期実用開始が遅れることは核融合における実用的なサプライチェーン(流通網)づくりも遅れる』 と説かれる片山氏のお考えは理解出来ないのです。