ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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【追録】
2024年3月14日 11時00分 富士山登山鉄道構想の中間報告、今年度中の公表見送り(朝日新聞)
 山梨県が今年度中を目指していた富士山登山鉄道構想の中間報告の公表が、新年度にずれ込むこととなった。県は物価高騰の現状を考慮し、整備費の算出にさらに時間を要すると判断した。県幹部は「6月までには公表したい」と話す。
【中略】
 県が12日に事業化検討会をネット会議で開き、収支分析や技術課題について6人の専門家から意見を聞いた。県は2021年2月に整備費を概算で1400億円と公表しているが、専門家からも整備費の精査をさらに進めるよう求められたという。県によると、鉄道や駅舎の資材や人件費が近年高騰しているという。
 県は、鉄道や駅舎を県などが設置し、運行を民間に委ねる「上下分離方式」を検討している。和泉正剛・富士山登山鉄道推進監は13日、取材に対して「車両や点検整備の費用を民間が負担すれば黒字の確保は可能と考えられるが、収支見通しの根拠は現時点では出せない」と話した。

 県は昨年11月から富士北麓(ほくろく)地域の自治体で登山鉄道構想の県民向け説明会を開催し、事業費や収支見通しを中間報告で説明する考えを示していた。長崎幸太郎知事は先月、朝日新聞のインタビューで「中間報告を共有しながら、さらに議論していきたい」と語っていた。(池田拓哉)

午後、この記事に気付きました。先にNHKが13日会議について報じてくれましたが、この朝日新聞記事には、12日にネット会議で専門家からの意見があった事が書かれています。年度末の仕事を済ませて4月以後の山梨県の状況を学習したいと思います。

2024年03月13日 19時56分 富士山の環境保全話し合う協議会 県が通行料求めるなど報告(NHK山梨)
 富士山の環境保全について周辺の自治体や関連団体が話し合う協議会が富士吉田市で開かれ、山梨県はことしの夏山シーズンから、新たに1人、2000円の通行料を求めることなどを報告しました。

 13日に開かれた「富士山世界文化遺産協議会」の作業部会には、山梨県や静岡県の富士山周辺の市町村や、観光協会の担当者などおよそ60人が出席しました。
 はじめに山梨県の担当者が、登山者の適正な管理に向けて、ことしの夏山シーズンに5合目の登山口にゲートを設置し新たに1人、2000円の通行料を求めることを報告しました。
 これに対して出席者からは地元との事前の合意形成が不十分だとか、登山者に丁寧な説明を行い、理解してもらうことが重要だといった意見が出されました。

 また、県が検討を進めている「富士山登山鉄道構想」についても意見交換が行われ、出席者からは登山鉄道ありきと受け止められるような構想の進め方や、情報発信のあり方に問題があるのではないか、などの意見が出されました。
 山梨県世界遺産富士山課の笠井利昭課長は会合のあと、「規制を行うことは次の夏山シーズンの差し迫って重要な課題として県が取り組んできた。2000円という額についてはシーズン終了後に地元の皆さまと意見交換を行い、必要に応じて見直したい」と話していました。

富士山世界文化遺産協議会
 山梨県事務局 山梨県観光文化部世界遺産富士山課
 静岡県事務局 静岡県スポーツ・文化観光部富士山世界遺産課

 富士山世界文化遺産協議会作業部会
 2024年03月13日の作業部会も記録が掲載されると思います。


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