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ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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原発・エネルギー・環境を考える講演会@甲府市 5月20日

2012-05-19 23:39:14 | 原発震災

NPO法人山梨平和ミュージアムの企画です・・・2012年04月24日 平和の港
 日時 : 2012年5月20日(日) 14:00~16:00
 会場 : 山梨県立男女共同参画推進センター(ぴゅあ総合)(甲府市朝気1-2-2 055-235-4171)
『Yamanashi Peace Museum(YPM)の5月企画は、昨年10月の原発を考える講演会に続く第2弾として、技術的見地と人文学的見地からこの問題を深く考究・分析してこられた井野博満さん、川村晃生さんにこれまでの研究成果とそれを踏まえた提言をしていただき、参加者で深めたいと思います。』

◇ 「いけだねっとNO2」に、平和ミュージアム5月企画(2012年05月03日)で詳しい紹介が書かれています。
 「みどり・山梨」、「リニア・市民ネット」の窪田 誠さん-ツイートログもご参照ください。

福島原発事故はなぜ起きたか 報告1 原発再稼動をめぐる状況と安全性
 講師 : 東大名誉教授 井野博満(いの ひろみつ)さん
編著・「福島原発事故はなぜ起きたか」(藤原書店 2011年6月刊)

報告2 文学からみた原発
 講師 : 慶大名誉教授 川村晃生(かわむら てるお)さん
 一柿塾(いっしじゅく)という市民大学を始められ、『2012年度「一柿塾」スケジュール』(PDFファイル)がアップロードされています。


関西電力大飯 3・4 号機ストレステスト審査書提出に抗議する緊急声明 (2012年2月13日 ストレステスト意見聴取会委員 井野博満・後藤政志)
 原子力安全・保安院は、本日、関西電力大飯原発3・4号機の一次評価を「妥当」と する審査書を原子力安全委員会に提出しました。私たちは、このような拙速なやり方は、 とうてい認められません。
 2月8日の第8回意見聴取会では、様々な技術的な課題が残されていることが明らかになりました。原子力安全・保安院も、その場で議論を終了するとは明言しませんでした。当然、継続審議となると思いました。審査書が原子力安全委員会に提出されたこと に対して意見聴取会の委員として抗議します。
 ストレステスト意見聴取会では、徹底して議論を尽くすことが、国民に対する原子力 安全・保安院の責務です。次のような根本的な問題が残っています。

(1) 判断基準について、保安院は「福島第一原子力発電所を襲ったような地震・津 波が来襲しても同原子力発電所のような状況にならないことを技術的に確認する」としています。しかし、津波の想定は 11.4 メートルで、福島事故の 14 メー トルよりも低くなっています。そもそも、福島事故は収束しておらず、原因もわからない状態です。

(2) 評価の対象、基準の適用について以下の技術的な疑問があります。
  1 制御棒の挿入性を検討の対象から外しています。
  2 基礎ボルトなど機器の強度については、安全率を削って評価しています。
  3 原子炉建屋などの構造強度に関わる許容値について、耐震バックチェックの基準より甘い許容値を適用することを認めています。
  4 本来の設備は福島原発事故前から改善せず、消防車や非常発電装置などの外部仮設設備だけで安全だとしています。

(3) ストレステストは、過酷事故対策の検証を含めた二次評価と合わせて評価しな ければ、地域住民が安全性を判断する上では意味がありません。電力事業者は、 原子力安全・保安院の指示により、これを2011年末を目処に提出するはずでし たが、関西電力は二次評価結果を未だに提出していません。

原子力安全・保安院が、現時点で「妥当」としたことは、はじめに再稼働ありきの見切り発車と言わざるを得ません。このような姿勢こそが、福島原発事故を招いた要因で す。このように原子力安全・保安院は、規制当局としての役割を十分に果たしていません。まずすべきことは、自らのありようについて根本的な反省をすることです。
本日の審査書の提出は、「安全性に関する総合的評価」とされるストレステスト評価の体をなしていません。


おおい町|住む人に豊かさを、訪れる人に感動を
おおい町第三セクター:再稼働反対講演のホール使用を拒否(毎日新聞 2012年05月19日)
『施設の責任者は取材に「改めて確認したところ、予定が重なっていた。相手に連絡し、初めて催しの趣旨を聞いた。施設の設置管理条例にも外れると判断した」と説明した。』 ということですから、ネティズンは「悠久館」について、例規集から設置管理条例を確認するのが習わしですが、三セク行政システムに無知な私には当該条例がどれかは分かりませんでした。
先日の町議会で確か13対1で大飯原発再稼働を議決したと思いますので、三セクはそれに従ったのかと思います。こういう新聞記事は隔靴掻痒の良い例です。

原発停止で景気停滞続く 福井(産経新聞中部版 2012.5.20)