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震災がれき(災害廃棄物)処理 新潟県から環境省への再質問 2012-05-21 を公開記事から編集して掲載しました。
とりあえずこの部分だけを整理したのは、内容が優れているからです。災害廃棄物広域処理に対する新潟県対応の経緯は以下の公開記事があります。

◇ 2012年04月06日-環境大臣に対し、「東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法第6条第1項に基づく広域的な協力の要請」に対する検討結果を提出しました。

◇ 2012年05月11日-災害廃棄物の広域処理の必要性及び放射能対策に関する質問」に対する環境省からの回答がありました。

◇ 2012年05月21日-環境大臣に対し、東日本大震災により生じた災害廃棄物の放射能対策及び広域処理の必要性に関する再質問を行います。

5月21日付け再質問の内容を一読して私は驚きました。柏崎刈羽原子力発電所がある新潟県ですから当然かも知れません。
◆ 2012年03月07日-凸版印刷、放射性物質を吸着するゼオライト機能紙を開発 というプレリリースが出ていました。
 放射性物質であるセシウムを吸着するゼオライトだそうですが、たっぷり吸着したものは放射性廃棄物となるのでしょう。バグフィルターと同様かと思います。放射能は消えない、移転するだけだと言われています。
◆ ベントナイトについては、株式会社ホージュン 放射性廃棄物 のページが見つかりました。

山梨県内では、甲府市、中巨摩、峡南、峡北、大月市、富士吉田市、上野原市、山中湖村 の8組織でも山梨県庁を介して新潟県と同様に環境省とのやり取りが行なわれているだろうと思いますので、時間があれば確認したいと思っています。まさに平成版川中島でしょうか、でも今回は共通の敵と戦っていますね。


◇ 広島県福山市の市議会議員落合真弓さんのブログで2012年05月29日、がれき処理についての新潟県知事の環境大臣宛の再質問 として5月21日の記事に言及されていました。新潟県知事から環境省への質問はおそらく全国の広域処理関連自治体から注目されているものと思います。新潟県庁の「リサイクル・ごみ」ホームページで広報されるであろう環境省からの回答は、そのような全国の自治体に対する回答でもあると解されるでしょう。
2012年4月11日に長野、鳥取、三重、広島、徳島、高知の6県の知事が震災がれきの広域処理に関して、環境省に共同の要請書を出しています。この結果がどうなったか、私は確認できていませんが、新潟県への回答には注意していきたいと思っています。【2012-05-29 追記】



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