ICT工夫
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この記事は11月1日に甲府市のSNSサイトに書いたものです。この時は公開ブログで書かずにおきました。以下のように激烈な表現を使っているからです(^o^)

2008年11月1日の読売新聞山梨版で、「山梨勝沼」 中国の個人が商標登録申請 (既にリンクは切れています)、とうとう来たかという感じですね。彼等の戦術は日本の地域名を勝手に登録していくものらしいのです。
私がリンクしているブログの中に、2008年05月07日 【緊急】海外における商標保護・商標権侵害への対応について、同じようなニュースはよく見ています。

特許庁サイトに地域団体商標制度のホームページがあります。www.jpo.go.jp/torikumi/t_torikumi/t_dantai_syouhyou.htm
「そういえば山梨県からどんな登録がされているのだろう?」とWebページを確認したものです。
都道府県別地域団体商標出願一覧(平成19年12月4日)では、
 1. 甲州手彫印章―山梨県印章店協同組合―平成18年4月
 2. やはたいも―中巨摩東部農業協同組合―平成18年4月
 3. 甲州地どり―農事組合法人甲州地どり生産組合―平成18年4月
 4. 甲州小梅―山梨県漬物協同組合―平成18年4月
 5. 南部の木―南部町森林組合―平成18年5月
 6. 甲州牛―梨北農業協同組合―平成18年7月
と、これは私の産業情報ページに以前から書いています。

甲府市としても昇仙峡とか名称をきちんと権利確保しておかないと中国軍に侵略されるかも知れません。
勝沼を応援するために、友好都市協定を凍結するなどの強い姿勢を中国当局に示す事も必要だと思います。
性善説が通用しないから「指定ごみ袋」でゴミ出し地域の囲い込みをしようとしているのですから、同じ性悪説を広く適用していかないとジコチュウスパマーの餌食になるばかりの日本、山梨。


横内知事が11月19日の定例記者会見でこの「山梨勝沼」登録についてお話になられたようです。
これについて、11月20日の読売新聞山梨版が、県、商標出願監視強化へ 中国、台湾で「勝沼」ワイン問題受けと記事にしています。
関連して11月17日に甲府市で知的財産に関して模倣被害対策相談会がありました。これは特許庁委託事業、(社)発明協会山梨支部主催でした。これも産業ページで記録していますが、この開催情報は私は気が付きませんでしたので、広報手段は後から確認した上記サイト以外は知りません。以下読売新聞の記事から引用しておきます、詳細は記者会見記録で確認できます。

横内知事は「勝沼ワインを念頭に置いた、(他人が使用している名称などを第三者が出願してしまう)冒認申請だと思っている」との認識を示した。中国、台湾を訪れてトップセールスを展開する一方で、商標対策が遅れた点については「批判は甘んじて受ける」とした。
また、11日の定例記者会見で、県知的所有権センターで県関係の地名や特産品名が出願されていないかを「常時監視」していると述べたのは誤りで、県として輸出を考えているワイン、果物の二つを重点的に、それぞれ商工労働部、農政部で職員がインターネットでチェックしていると説明。「今後(冒認出願が)増える可能性もあり、最も有効で適切な体制を今後検討したい」と話した。
他方、膨大な数の出願を県がすべて把握しチェックするのは難しいとも指摘。「国レベルで外交的に強く申し入れていただくべきもの」として、各国の特許当局が地名などは出願を受け付けないようにするなど、特許庁などに要請していく考えを示した。

2006.06.13 ですが、私はここで「風林火山」の商標登録という記事を書いていますが、これは国内の商標登録関係です。知事が記者会見で述べられたように、山梨県知的所有権センターはさらに確認のために調査をしたようであります。その結果として8月になりまして、冒認申請とみられる「山梨勝沼」という商標登録が申請されているということを発見して報告をいただいた』というその時点でこの問題を県内に広く知らせて、各社、各業界がどういう検索をしていけば自分達で防衛できるかという方法も啓発すべきだと思いました。山梨情報ハイウェイを有効に活用しなくちゃ(^o^)

この記事で知事が言われたように「外交問題にする事」が必要です。人的資源以外の資源が乏しい日本が、こんどは知的財産権まで拉致されたようなものです。ソフトなど海賊版の根拠地も同じような地域にあると報じられる事も多いです。誰のどういう思惑で改訂されたのかわかりませんが、ネットオタクと自称するにもかかわらず国籍法問題をきちんと知らずにいた私は民権右翼(^o^)



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