２００８年１１月５日の１３時半頃から、テレビ東京でオバマ氏勝利宣言のライブ中継を見ました。同時通訳でしたのでリンカーンの演説で有名な言葉を使っているのも分かりましたが、私はケネディー大統領の言葉も思い出していました。
しかしオバマ氏はもっと具体的にいわゆる国民の目線と国民の立ち位置からの言葉で語っていたように思いました。ローンが払えずに困っている人・・・云々というような語りかけだったと思います。テレビは「勝利宣言」という言葉を使っていましたが、そういうニュアンスよりも「全国民協働要請宣言」のように思える素晴らしいスピーチだったと思います。
カメラは聞いている人々の顔も映していましたが目が輝いているように思える人が多く、涙を流している顔もありました。多数のカメラが使われていて、適宜に次々にそれらを切り替えているのだと思いますが、こういう情報発信の技は凄いものだと思います。テレビ東京が演説の途中でCMを挟んだのは情けない、スポンサーも愚かだと思いましたが、この演説はいずれテキストや動画でまとめて繰り返し見られると思っています。－－Barack Obama and Joe Biden: The Change We Need（大統領選挙戦専用サイト）
アメリカ大統領選の事はインターネットではほとんど見ていません。英文を速読できる力は無いし、仕事の合間に日本のサイトを定期巡回しているだけで時間が無くなってしまっているからです。今日のテレビ東京の番組でオバマ陣営のインターネット活用について初めて知ったのですが、やはり日本は大きな差を付けられていることを知りました。u-Japan 戦略は誰の為の、何の為のものなのか、その事を考え続けていこうと思いました。
フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』は早くも「アメリカ合衆国44代大統領当選者」として更新されています、Wikipedia バラック・オバマ、このページも今後の更新に注意していこうと思います。
私が気がかりなのは、オバマ氏の身の上にJFKの悲劇が再発する事です。それは多分大多数のアメリカ市民が気にかけている事かも知れません、CHANGE するアメリカに血が流れないことを心から祈りたいと思います。“Yes They Can!”
ブロガーの反応は早いですね－－google オバマ 勝利宣言
