2008年2月18日、毎日新聞山梨版も国母の住民デモ行進の事を伝えていました。その記事の最後に、『同地区に住む40代の男性は「暴力団がどこに行っても、移転先の住人は不安。組自体が解体してほしい」と話した。』と書かれていたのを読んでポイントがここにあったことに私も気付きました。年度末の仕事が片付いたらインターネットで調べてみたいのでメモしておきます。毎日新聞さん、この手の記事でこの書き方はなかなかです、40代の男性さまに感謝(^o^)
2008年2月17日の毎日新聞山梨版と読売新聞山梨版の記事は、住民の方々が暴力団の事務所とみられる建物に面した国道(140号線)沿い約400メートルにわたり「暴力団追放」の文字が描かれたのぼり旗32本を設置したと報じていました。『事務所から出てきた男性が、住民や報道関係者、警察官をカメラで撮影し、記者に対し「そんなもん(テレビカメラ)回してんじゃねぇ」と声を荒らげる場面もあった。』と毎日新聞が書いていました。公安がデモ隊の写真を撮る、暴力団が反対派の写真を撮る、どちらもそれなりの意味はあっても言葉に出して脅してはいけないです。
ところが、UTYの夕方のニュースでは、『暴力団の組事務所の移転問題で、移転先との見方がある甲府市国母地区の住民らが移転の反対を訴えるデモを行いました。』とあって驚きました。
『事務所は、現在甲府市青葉町から笛吹市石和町東油川地区に仮移転した模様ですが、そこから、さらに甲府市国母地区へ移転するとの話があるため、地元自治会などで組織する「広域暴力団進出反対国母地区協議会」が、きょう、移転反対を訴える決起集会を開きました。そして、800人を超える地域住民などが、デモ行進を行い、反対のシュプレヒコールを上げました。』
そもそも国母の問題がこのブログで書いた最初でしたから、テキは本能寺にあったのかという驚きです。もし移転することがはっきりしたら笛吹市の住民反対運動は終息するのでしょうか。
何度も書きますが、こういう問題は難しいです。笛吹市でも甲府市でも一般住民の中にお一人でも心身的な傷を受ける人が発生した時に初めて警察が動く、それまでは見守るだけの法治国家?・・・・この方面の法律も不勉強ですから私にはわかりません。道路交通法、迷惑防止条例、軽犯罪法・・・さまざまな法令を駆使して取り締まる方法については、それによって取り締まられた市民団体などのブログで時々読んでいます。実は私はWebページで使うために写真を撮る時にも、どんな撮り方をしたら法令にひっかかるか考え、掲載写真を選択する時もまた熟慮、時には画像修正しています(^_^;) 現場で見守っておられた方々の脳裏にも様々な状況が思い浮かんだことと思います。それくらいこの問題は難しいです。
いじめ問題、ストーカー問題、家庭内暴力・・・世の中の動きに法律が追いつかずに悲惨な事件が起ってきました。インターネットも似たような状況にあるので、私はそれだけは勉強を続けます。
【追録】 戴いたコメントのレスに書きましたが、「11月のアクセス分析記事に書いたように、・・・」、この11月の記事とは
2008年11月のアクセス です。記事中でこの2月18日の記事についても触れております。goo blog が提供しているアクセス状況報告から、昔のこの記事へのアクセスが多いことに気づき、このブログが OCN blogzine から goo blog に移行した事によるリンク切れ発生をカバーする為にこの追録を残します。それにしても、私の現在の考え方はこの頃と変わっていないと我ながら驚きます。同じ感覚で行政の新型コロナウイルス対策も観ている自分なのだと・・・(2020-12-16)
【追録】 指定暴力団の山梨一家佐野組について検索された方が私の過去記事をご覧になる事は続いています。2008年11月22日に朝日新聞山梨版が
「組事務所か建物建設中」として、
『県内に本部を置く指定暴力団が、甲府市増坪町に事務所とみられる建物を造っていることが21日わかった。地元住民も把握しており、進出反対運動に乗り出している。12月中旬には県警と協力して、決起集会を開く。』と報じています。
『甲府市建築指導課によると、建設中の建物は鉄骨2階建てで延べ床面積は約290平方メートル。今年1月中旬、「住宅兼事務所、店舗」を用途として同課に届け出て、着工した。検査で、柱の接合部などで建築基準法に触れる個所が見つかったため、管理者に是正指導をし、現在は工事がストップした状態だという。一方、動きに気付いた住民らは11月上旬、南甲府署や甲府市に通報、進出反対運動を始めている。』という事ですが、建築申請の名義からでは全く分からなかったものだと思います。私も2008.02.18に「山梨一家は笛吹から国母へ?」と書いた記事以後はたまに新聞記事で読んだ事があったと思いますが、ブログ情報の更新はしませんでした。