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2008年02月09日の山梨日日新聞記事によると、甲府市が甲府駅北口と武田通りの間まで高架通路を整備して歩行者の利便性を向上するとのことです。

この記事が前から知りたかった事を調べるきっかけになりました。それは、山梨県道、甲府市道の始点終点とその名称、道路番号についてです。県道31号甲府山梨線(武田通り)とは、北口駅前から武田神社に至る通称武田通りを含んで山梨市まで続いている県道です。そのルートを紹介されていた野中一二議員のホームページ記事で山梨まで通じている事を読んでいて、これを走ってみる計画は私のTO DOリストに入っています(^o^)

甲府駅北口を東西に通る道は愛宕町下条線と呼ばれているはずです。市道武田神社前通り線の名前は初耳です、後で調べます。愛宕町下条線と平行する山の手通りは県道6号「甲府韮崎線」のはずです。東京では環状6号線(通称環6)を山手(ヤマテ)通りと呼びます。
ちょっと検索してみたら Wikipedia 山梨県の県道一覧、これでいくらか解決しました。山梨県道5号線は新道のアルプス通り以外に平行する旧道でもそのまま使われているようで、私は当初地図を見ていても混乱していましたが、今は廃軌道、バス通りの通称でアルプス通りと区別できます(^o^)

Wikipediaで各地を覗いてみると一般的に道路名称は始点終点の地名が入っているようです。それに武田通りとか遊亀通り、アルプス通りなどの愛称(通称)が付けられて馴染み易くしてあると思います。甲府の市道についてはさらに調べてみたいと思います。東京では23区内の主要道路は名称も始点終点も頭に入っていました。鉄道の路線構造と道路が判っていると移動時間の節約にもなりました、今はほとんど忘れていますが(^_^;)

JR甲府駅北口周辺で整備を進めている甲府市は8日、駅北口と県道甲府山梨線(武田通り)を結ぶ歩行者専用デッキを整備する方針を明らかにした。屋根付きの構造で歩行者の利便性と安全性を確保するとともに、南口と北口の行き来を良くして「県都の玄関口」の機能を高める。駅前広場と多目的広場(よっちゃばれお祭り広場)と一体的に整備し、2009年度末の完成を目指す。
市都市建設部によると、歩行者専用デッキは地上約5メートルの位置に鉄骨造りの通路(幅4メートル)を駅出口から武田通りに向けて約120メートル整備。全体を屋根で覆う構造で、県道を横切らずスムーズに移動できる。市道武田神社前通り線を挟んだNHK甲府放送局用地側には階段を設ける。
駅北口周辺整備では、施設建設が二転三転した経過がある。最近になって国合同庁舎の建設にめどが立ったほか、NHK甲府放送局が2011年度末に移転することを発表。北口県有地も県が新県立図書館建設とIT(情報技術)企業を誘致する方向性を出したことから、デッキの設置場所を決めた。
建設費用は約11億円で、国、県、市がそれぞれ負担金を出し、市が建設する。JR東日本甲府総合事務所ビルの解体後、2008年度中に着工する方針。(山梨日日新聞記事より)

北口再開発の全体構造は発表された当初計画とその後変更されてアップロードされた第二次計画図までは見ています。国と県と甲府市の三者が関わる事業なので、なかなか全体像は明確に見えませんが、引き続きホームページで整理していくつもりです。

駅前の歩行者デッキという構造は私は埼玉県川越市(東武東上線、JR埼京線川越駅)、東京都町田市(JR横浜線町田駅)で体験しています。どちらも駅とは平面で繋がっているので意識しないで通っていました。川越は屋根が無くてそのまま目の前のビル2階に入り通り抜けて道路に降ります。町田の場合は道路沿いのビルと一体化してかなり離れた小田急線町田駅と往来できる歩道として機能しているようですが構造はよく知りません。川越では目的地が駅から離れているので下の道を歩いたことはありません。駅前広場はバスとタクシーの乗降場になっているだけのようでデッキから階段で降ります。

甲府が駅とは平面でつながる屋根つきデッキになるなら下の道路と接続する階段にはエスカレーターも設置されると思いますし、駅前県立図書館内部のエレベーターを利用して歩行者デッキと往来できる車椅子対応も可能でしょう。歩道橋のように景観を損なうような歩行者デッキにはならないと思います。歴史公園との接続がどうなるかは後日確認したいと思います。

Wikipedia-甲府駅という記事があります。このフリー百科事典の編集の方法は多様であり、記事の内容には原則として誰でも手を加えることができると聞いたことがあります。しかしこの百科事典は調べ物のとっかかりとしてとても役に立ちますので、多くの人が利用していると思います。山梨の玄関口、甲府駅についての記述が今後どのように変化していくかも楽しみです。今日確認した時は1月に更新されているようでした。成長するWebページの特長がよく現れている百科事典だと思います。

検索ヒット中に気になるタイトルがあったので確認しました。ここではトップページからリンクしておきますが、「まんたんルーレット」から「道路調査」へ入り辿っていくと「道路元標とは?」のページがあります。それがなんと「山梨県道路元標」の写真と説明です。いや全くインターネットは好奇心を満たしてくれる宝庫です。



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