2007.10.9 にサントリー次世代研究所が、「若者メディアライフスタイル調査」の報告~vol.1「若者たちを取り巻くメディアライフスタイルの実態とその将来像」を刊行した事を広報しました。報告の主題は以下の3点・・・
・ 若者らしいメディア。メディアの“若者ブランド” ~新聞は社会人になったら読むもの、SNSは今だから使う若者メディア~
・ テレビは情報価値より存在価値 ~女性はテレビ離れ?!しかし、大切なメディアのトップは「テレビ」~
・ 情報が溢れる今の社会において、若者は情報を使いこなせているか? ~若者は情報に受け身。偶然得た情報に満足~
『この調査は、若者(大学生)自身の言葉でメディア利用の実態や課題を導き出すことを特徴としています。まず、(1)東京・大阪・青森にてワークショップ形式の調査を行い、そこで得られた結果をもとに仮説をたて、(2)ネット調査による検証を行いました。定量調査と定性調査の2つの異なる手法を用いて調査を行うことにより、若者とメディアの関わりを立体的にとらえています。
本調査は3つのテーマを設け、3回にわけて発表します。今回はvol.1として、「若者たちを取り巻くメディアライフスタイルの実態とその将来像」を発刊します。』との事で今後の広報にも注目していくつもりです。このような調査で「情報」という言葉の意味が調査する側、される側で認識を同じくしているかどうかという点にも関心があります。
項目3について、『若者は情報利用に自信を持っているが、情報を得る姿勢は受け身であり、偶然手にした情報に満足していることがうかがえる。』とコメントがありますが、『「10年後社会に残り続けると思うメディア」についても約84%の人がテレビと答えトップ。』であり、『テレビは若者にとって情報価値より、存在価値のあるメディアとして支持されているようだ。』とのコメントにブログやWebページと違う今のテレビの姿も感じます。「存在価値」、私は「ワイドショーという情報発信の方法」はインターネットでは出来ない(中継は別、それならテレビと同じ意味)という点が一番大きいのでは無いかと感じるのです。
だからそこに存在しているだけの「ながらテレビ」でも十分であり、話者達の顔を見て話を聞きながら何がしかの「情報」を得た気になる、1対1で孤独に情報に取り組み考えるのが面倒というか苦手というか、そんな若者像を感じています。
この事から感じる地デジ移行後のテレビの生き残り策は「ライブとしてのワイドショー」しかない、製作者もつらいし出演者もつらいものになるかも知れません、一番面白くなるのはライブ中継される議会(本会議、各委員会)かも(^o^)
1対マスであって孤独に情報と向き合い他のマスとそれを共有していた深夜ラジオの時代の若者とは違ってきたのでしょうか、深夜ラジオに相当するのがSNSなのか? 深夜放送で聴取者からの手紙とか電話とかをリアルタイムに語りながら、こちらに語りかけてくるパーソナリティーの声を、ふと懐かしく思い出します。ブログのコメント交換みたいな気がしますね(^o^)
調査を担当したのは株式会社ヤフーバリューインサイトとのことです。
2007年10月10日午前11:00 (太平洋標準時刻、米国およびカナダ) にマイクロソフトが月例セキュリティ情報公開します、日本時間では早朝になるはずです。緊急4件、重要3件が予定されていてクライアントさん向け記事の準備中、更にPDFファイルのツール、Adobe Reader と Acrobat にInternet Explorer7 に関係する脆弱性も報じられたのですが、手元にはテスト用にIE7 をインストールした1台がありますので、そのレジストリ修正をテストしてみようかとか・・・
ついでにサントリーのページに気が付きましたので、このブログを書きました。
追記・Abobe社ではとりあえず自分の機能を無効にするようにして Windows IE7 に原因する脆弱性を回避する方法を示した事になるようです。この問題は IE7 の問題なので同じパソコンで使っている Firefox などにも影響するのです、昨日も書いたようにOSと一体化したブラウザ(IE)の怖さってこれなのですよ(泣
次回11月14日の月例修正の前に IE7 についてはマイクロソフトから緊急対策が出るかも知れません。私としては IE7 を削除することを検討してみよう。
3時半に確認してみたらマイクロソフト10月公開ページが出ていました・・・・事前通知にあった重要1件は除外されて、緊急4件、重要2件が公開されました (2007.10.10 03:30 確認)