樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

△印の鳥

2022年09月22日 | 野鳥
日本野鳥の会京都支部では、府内で記録された鳥の希少程度を5段階に分けています。普通に見られる鳥は◎、比較的見聞の機会が多い鳥は〇、見聞の機会が少ない鳥は△、見聞の機会がごく少ない鳥は×、全国的に記録がまれな鳥は☆。
今年の干拓地では×印のシギやチドリはまだ確認されていないようで、今のところ△印まで。その中でも、私自身が今季1回しか遭遇していない「見聞の機会が少ない鳥」をご紹介します。
まずは、ヒバリシギ。〇印のトウネンや◎印のタカブシギがたむろしていた休耕田の、水が引いた後に1羽だけ入っていました。幼鳥のようで、警戒心が弱くて採餌しながらっどんどん近づいてきます。おかげで結構アップで撮影できました。



台風14号が通過した翌日、風に運ばれた珍しい鳥を期待して出かけましたが外れ。その代わり、私自身は今季初めてのコアオアシシギに出会いました。
台風は通過したもののまだ強風域にあったので、草や鳥の羽毛が逆立っていますし、カメラも風にあおられてブレました。コアオアシシギも風に押されてよろけていました。



シギやチドリのシーズンはもう少し続くので、×印の鳥が訪れるのを期待してまた出かけるつもりです。
コメント (2)
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