樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

太陽が丘の冬鳥

2021年01月21日 | 野鳥
宇治に京都府立山城総合運動公園(通称「太陽が丘」)という広大なリクリエーションエリアがあります。そこに「野鳥の森」があって、5年ほど前から毎年1~2度冬鳥観察に出かけています。先週、暖かい日差しに誘われて1年ぶりに行ってきました。
これまで全国各地の「野鳥の森」と呼ばれる場所を訪れて、「野鳥の森に鳥はいない」という経験則を得ました。人間の想定や計画どおりに野鳥は生きていないということでしょう。
この太陽が丘の野鳥の森もたくさんの野鳥がいるというわけではなく、夏鳥はほとんど期待できませんが、冬鳥にはそれなりに出会うことができます。数年前はミヤマホオジロもいました。
主な狙いはルリビタキ。毎年ほぼ同じ場所で観察していますが、成鳥と若鳥が交互に登場します。同一個体が同じ場所にやってきて2年ごとに世代交代しているのか、別個体が入れ替わっているのか、よく分かりませんが、今年は昨年に続いて若鳥でした。



アトリをここで見るのは初めて。10羽ほどの小群が木の種をたべていました。うれしかったのはアオジ。全く予期しない場所で、私が歩いているすぐ前に2羽が登場して、じっくり観察させてくれました。
アオゲラの声も聞こえていましたが、結局発見できませんでした。でも、アトリの映像に声だけ登場してくれました。
コメント (4)
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