樹木が主人公の映画を観てきました。『パパの木』というオーストラリアの作品。
車を運転していたお父さんが帰宅直前に急死し、家の前の巨木に衝突。遺されたお母さんと4人の子どものうち、8歳の女の子がその木にお父さんがいると思い、登って話しかけるようになります。
しかし、枝が落ちて部屋を壊したり、根が排水管や隣家の塀を壊したりするので、伐採することになります。
ところが、「木=パパ」と思っている女の子が樹上に籠城して抵抗するので、しかたなく伐採は中止。そんなある日、巨大な嵐が襲来します。窓もドアも強風で壊れたので、家族は地下に避難。いよいよクライマックスです。
「最後はパパの木が家族を守ってくれました、みたいなハッピーエンドで終わるのかな」と思って観ていましたが、さすがカンヌ出品作だけあって、そういう生ぬるいラストではありません。
結局、パパの木も嵐で倒れます。何もかも失った家族は、残ったわずかな家財道具を車に積んで、新しい暮らしに向って出発するというエンディング。
原題は『THE TREE』。ツリーウォッチャーとしては樹種が気になるので、字幕に出た「オーストラリアゴムノキ」をたよりに調べてみると、クワ科イチジク属の常緑樹とのこと。実もイチジクに似ていて、アボリジニの食料だったそうです。
私自身の父と木の思い出といえばカキノキ。幼い頃、何かの理由で父の怒りを買い、裏庭のカキノキに縛り付けられました。しばらく泣き叫んだ後、母が解いてくれた記憶があります。
車を運転していたお父さんが帰宅直前に急死し、家の前の巨木に衝突。遺されたお母さんと4人の子どものうち、8歳の女の子がその木にお父さんがいると思い、登って話しかけるようになります。
しかし、枝が落ちて部屋を壊したり、根が排水管や隣家の塀を壊したりするので、伐採することになります。
ところが、「木=パパ」と思っている女の子が樹上に籠城して抵抗するので、しかたなく伐採は中止。そんなある日、巨大な嵐が襲来します。窓もドアも強風で壊れたので、家族は地下に避難。いよいよクライマックスです。
「最後はパパの木が家族を守ってくれました、みたいなハッピーエンドで終わるのかな」と思って観ていましたが、さすがカンヌ出品作だけあって、そういう生ぬるいラストではありません。
結局、パパの木も嵐で倒れます。何もかも失った家族は、残ったわずかな家財道具を車に積んで、新しい暮らしに向って出発するというエンディング。
原題は『THE TREE』。ツリーウォッチャーとしては樹種が気になるので、字幕に出た「オーストラリアゴムノキ」をたよりに調べてみると、クワ科イチジク属の常緑樹とのこと。実もイチジクに似ていて、アボリジニの食料だったそうです。
私自身の父と木の思い出といえばカキノキ。幼い頃、何かの理由で父の怒りを買い、裏庭のカキノキに縛り付けられました。しばらく泣き叫んだ後、母が解いてくれた記憶があります。