時鮭(厚岸にて)
諸国漫遊編集記 2006 春 北海道Ⅱ
北海道 厚岸(あっけし)、根室(ねむろ)に時鮭と蟹を取材してきました。
前回、記しました通り、時鮭は不漁だとの事でした。しかし、今年はズワイ蟹が豊漁だとか。北海道のズワイガニのほとんどがロシア産です。ほとんどと言うかすべてといった方が良いくらいの比率ですが・・・・・。
納沙布岬と知床半島の間に北方領土の島が食い込んでいる為、ロシア船でしか漁場に入っていけないという現実があるらしいです。
ロシア船には日本人の指導者が乗り込み、船上での蟹の処理指導を行い、水揚はすべて北海道の各漁港となります。また、加工も北海道で行っています。(ゆでたり、足(肩)だけにしたり、むき身のしたり)
ズワイ蟹(根室にて)
それでも、小売販売する時は「ロシア産」で販売しなければならないようです。
北海道沖で獲れて、北海道に水揚され、北海道で加工しているのに・・・・・。
残念と言うか、さびしいと言うか、悔しいと言うか・・・・・ (ひと昔前は北海道産で販売されていました。)
上記の事はズワイ蟹だけでなく、毛蟹、タラバ蟹も同じ状況です。
その辺の事情を知って、今後は蟹を食べよう、心に誓っちゃいました。
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話は変りますが、1泊を根室(ねむろ)のホテルにとまりました。
前日の呑みもあり、グッスリ。窓からの気持ち良い日差しと共に目が覚めました。
よし今日は何処へ行こうかな~。と時計を見たら3時45分。
時計が壊れていると思い、自分の腕時計を見ても3時45分。
根室は日本最東端。日の出が日本一早いとの事。
必ず、カーテンを閉めて寝るようにしましょう。
ちなみに、もう一回寝ました。
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時鮭に混じって水揚された、貴重なキングサーモン(ますのすけ)
脂がのって美味しいぞ!
美味しいお魚が食べたくなってしまったらここ