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この状態で流通してる事が多いです
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フカヒレの姿煮
鮫(サメ)
【語源】
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サメの語源は「狭目」。体に比べ小さな目をしている事が語源と
言われています。
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また、夜行性で、昼は眠り夜目を覚ますことから「覚め」が語源
とも言われています。
【旬】
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日本近海にいるサメだけでも100種以上。
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その内、食用として流通している主なサメは、「ヨシキリザメ」、
「ホシザメ」、「ネズミザメ」、「ツマリツノザメ」、「アブラ
ツノザメ」などの数種。
一概には言えませんが水揚量の多い、夏から初秋を旬としましょう。
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フカヒレ丼
【うんちく】
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数種のサメが流通していますが、一般的にわけられる事なく、一括で
「サメ」として、流通してるようです。
関東では「サメ」と呼びますが、関西では「フカ」と呼ばれ、山陰
では「ワニ」とも呼ばれます。
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九州では「フカ」と呼ばれますが、フカの皮の事は「サメ」と呼ぶ
ようです。ややこしい!
古事記に登場する「因幡(いなば)の白兎(しろうさぎ)」の話・
・・・ご存知ですよね~!
隠岐のウサギがワニをだまし、海に並ばせて背中を伝って因幡に
渡ろうとする話。
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そうです、ここに登場する「ワニ」は、「サメ」の事なんですよ。
【ブランド・産地】
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ブランド化はされていません。しかし、サメのヒレ・・「フカヒレ」
は、高級食材。この部分だけ一人歩きしています。
主な産地は宮城県気仙沼。次いで北海道、岩手、青森と続きます。
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気仙沼港には、全国の約8割り近いサメが集まると言われています。
また、サメの皮はワサビをすりおろす最高の器具とされています。
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サメのにこごり
【産地ならではの漁師料理】
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特に九州では、よくサメを食べるようです。
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食べ方は湯引き。おお釜にたっぷりのお湯を沸かし、サメを丸ごと
茹でます。タワシで硬い皮をこすり落し、水洗いし、2枚におろし
ます。一口大に切り、もう一回湯通しし、氷水でしめ、酢味噌で
食べます。中骨のコリコリ感がたまらないとか。
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サメの心臓
本場気仙沼では、鮮度の良いサメの心臓と肝のお刺身。
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心臓は「ホシ」と呼ばれ、酢味噌やワサビ醤油で食べます。
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歯ごたえがたまらないとか・・・・・。
肝臓は酢味噌で・・・濃厚な味わいが病み付きになります。
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ただ、食べ過ぎると胸焼けしますよ。
また、新潟では正月にサメを食べる風習があるそうです。
【栄養と効果・健康】
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サメ類は浸透圧調整の為、体液に大量の塩分、尿素、トリメチル
アミオンキサイドと言う物質を含んでいます。
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このため、これらの分解物アンモニアが生成され、鮮度落ちが早く
異臭を放ちます。鮮度命の魚です。
また、サメの肝油はビタミンAが豊富。栄養剤としても用いられ
ました。
軟骨に含まれるコロイドチン硫酸は痛風の治療薬として利用され
ています。
フカヒレはコラーゲンたっぷり~究極の美容食でもあります。
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サメ軟骨の梅和え
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いつも応援ありがとう~
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プロが選んだ・・・・魚の【のれん街】
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