世の中のうまい話

魚のウンチク、旬、漁師だけが食べている浜料理の紹介などなど・・・食べ歩きは八王子中心!都心も地方もたま~に

サワラ(鰆)

2010年01月30日 07時30分00秒 | 大型青背魚と長~い魚


さわら(鰆)


       サワラの炙り刺身



【語源】
さわらの「さ」は「狭い」と言う意味で、わらは「腹」、体が細長
く、腹が狭くみえた為。別名のサゴシは「狭い腰」からきたもの。





      サワラの木の芽焼き


【旬】
「鰆(サワラ)」は魚辺に春と書くことから、代表的な春の魚であ
るといえる。
しかし、地域によって異なる。関西地方・瀬戸内では5~6月の
春が旬だが、関東地方・駿河湾、西伊豆などでは12月以降の冬が
旬である。特にこの時期のサワラは「寒サワラ」と呼ぶ。



          サワラ幽庵焼き








【うんちく】
沿岸の表層(水面近く)に生息する。但し、秋から冬にかけては
外海のやや深いところに移動。イワシ類、サバ類などを主に食す。
産卵は春から初夏。内湾では春から秋にかけて、外海では秋から
冬のかけて、定置網・流し網などで漁獲される。

近年、瀬戸内海では漁獲量が激減している為、種苗放流の研究が
行われている他、漁獲制限もされている。寂しい話ですね・・・。

特に関西地方では春の味覚として白味噌に漬け込んで焼く、西京焼
きが好まれる。


      サワラの西京焼き




50cmほどの若魚は「サゴチ」と呼ばれ比較的安値で流通している。

サワラの卵巣は、珍味「カラスミ」の代用品としても使われる。
ちなみに、本物のカラスミは「ボラ」の卵巣。

「瀬戸の海や浪もろともにくろぐろと い群れてくだる春の鰆は」
                        若山 牧水



サワラの切身 / 魚屋さんではこの形で売られている事が多い



         サワラの押し寿司



【ブランド・産地】
ブランド化はされていない。漁獲量は長崎県がダントツ。ついで
島根、福井と続く。
特に上品質と言われているのは、4~5月、産卵のために瀬戸内海に
入る鰆(サワラ)。絶品である。





【産地ならではの漁師料理】
漁師さんにサワラの美味しい食べ方をたずねたところ、「サワラは
刺身にかぎる」と即答。マナガツオと並んで漁村では「刺身の王様」
と言っているとか。
食べてみたところサバの仲間にしてはクセがなく、鯛や平目とは
一味違う美味さ・・・。納得の味でした。焼酎かな・・・?








        サワラの炙り寿司



【栄養と効果・健康】
栄養素は鯵、鯖、鰯などの青背魚と似ているが、特に脂肪が多く、
高エネルギー。しかし、動脈硬化を予防するDHAの量も多いので
食べすぎを気にする必要はない。また、血圧を下げる働きをする
カリウムを多く含むのも特徴。




      サワラの幽庵焼き


       サワラのタタキ



            サワラの天ぷら






サワラの情報ドシドシお待ちしています。


         サワラのタタキ









           サワラの酢〆






        サワラの巻き寿司






          サワラタタキの酢の物













              サワラの焼き漬け



 

 

          サワラの酒盗

 

 



 

 

     サワラ炙りのにぎり寿司

 

 

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ブリ(鰤)

2010年01月23日 07時43分59秒 | 大型青背魚と長~い魚


ぶり(鰤)


    天然寒ブリ照り焼き~風呂吹き大根と彩野菜添 




【語源】
鰤の語源には諸説がある。あぶらの多い魚なので「アブラ」の
「ブラ」が転じたと言う説。
古くは火にあぶって食べたので「あぶり」が略されて「ぶり」に
なったと言う説。
古語の「フリ」が濁って「ブリ」になったと言う説。「フリ」とは
年を経たと言う意味があり関西ではブリを「年とり魚」とも呼ぶ。

また、食べるとブリブリするので、「ブリ」と言う説もある。

ブリを鰤と書くのは、師走(12月)に旬を迎えるからと、言われ
ている。



        養殖ブリの刺身





            天然ブリの刺身



【出世魚】
ブリは成長段階によって呼び名が変わります。これを江戸時代、
出世魚と称し、祝いの席などで重宝されました。

関東では20㌢前後を「ワカシ」、30㌢位のを「イナダ」、
50㌢以上を「ワラサ」、100㌢近くの又は以上のものを、「ブリ」
と呼びます。



関西ではこれが、「ツバス」~「ハマチ」~「メジロ」~「ブリ」
となります。
ちなみに、関東で「ハマチ」と言えば、養殖の別の魚を指す事も
あり、非常にややこしい~!

北陸や東北、北海道では10㌢前後を「ツバイソ」、20㌢までを
「コヅクラ」、40㌢までを「フクラギ」、80㌢までを「ガンド」、
それ以上を「ブリ」と呼びます。






        ブリの幽庵焼き

【旬】
鰤(ぶり)の旬は真冬。寒鰤(かんぶり)と呼ばれ、たいへん
美味しいです。

産卵を終える春以降は身がやせ、寄生虫もつき、著しく味が落ち
ます。

かわって、夏に旬を迎えるのが若魚の「イナダ(ハマチ)」や
「ワカシ(ツバス)」。
ブリに比べ、脂はうすい為、焼いたり、煮たりには向きませんが、
刺身や寿司にするとは美味しい。


        ブリの切身



       ブリを使ったイタリアン




     寒ブリを使ったフレンチ



【うんちく】
ブリは回遊魚です。沿岸から沖合いの中・底層を群で回遊し、
魚類・イカ類を食べます。日本列島に沿って初夏に北上し、秋から
冬にかけて南下するという、季節回遊を行います。

産卵は南日本以南の海域で1~6月頃に行われます。

孵化した稚魚は、「ホンダワラ」などの、流れ藻について移動し
ます。この為、この稚魚は「モジャコ」と呼ばれます。

モジャコは養殖用の種苗として捕獲されています。


       天然ブリのにぎり寿司







    天然ブリの刺身とヅケ



【文化】
鰤(ぶり)は鮭と同様、日本の文化に深く根ざしています。

新潟県の糸魚川と静岡県の天竜川を線で結び、北側は「鮭」の
文化。南側は「鰤」の文化であると言われています。

お正月は、北では鮭料理、南では鰤料理でむかえます。

富山県、石川県では、年の暮れになると、嫁ぎ先にブリを贈る習慣
があります。博多では、塩漬けにした「塩ぶり」を贈る習慣があ
り、これを具に雑煮を食べます。

長野県松本市では、飛騨鰤(ひだぶり)料理で正月をむかえます。
飛騨鰤とは、むかし、富山湾で獲れたブリを塩漬けにして、飛騨
高山を経由して運んだ事からこの名がついたとか・・・!



        ブリ飯




      氷見の天然ぶり




        氷見のブリ、照り焼き




            氷見のブリ塩焼



【ブランド・産地】
鰤(ぶり)の産地・ブランドと言えば、富山県氷見(ひみ)。
「氷見の鰤(ひみのぶり)」は完全な有名ブランドです。

氷見の鰤の美味しいとされる理由は・・・・!

1.漁場が近く(漁港から20~30分)、定置網で活きたまま
  漁獲する為、鮮度が非常に良い事。

2.富山湾の水質が非常に良い為、餌となる小魚が豊富なこと。
  富山湾には7つの川が流れ込みミネラル豊富。すり鉢形をした
  湾は、この豊富なミネラルを抱え込んでいます。

3.回遊魚であるブリは、富山湾を通るこの時季に脂がのりきる
  為。

4.漁師さんの処理が非常に良い為、鮮度落ちが遅い事。

以上の4つと言えます。


    天然ぶりのカルパッチョ~イクラ沿え


しかし、ブランド化されると、非常に高値になります。庶民には
手が出ませんね~!
また、近年、偽物も多く出回っています。
富山湾外で獲れたブリも、漁港に持ち込まれ、「氷見のブリ」と
して、出荷される事も多いとか・・・・!
ブランド物の宿命でしょうか?  悲しい。





       花ぶり

【注目のブランド】
養殖のブリにおいても、ブランド化されています。その注目の鰤は
・・・・・大分県産の「花ぶり」です。

通常、養殖ブリは6㌔前後で出荷されますが、この「花ぶり」は
10㌔前後まで育て、出荷します。この為、脂ののり、身質とも
天然物にひけをとりません。また、品質・味も安定しており、
はずれがない。

餌は生餌を与え、生け簀には通常の養殖所のように大量に魚を入れ
ることを避けています。また、生け簀設置場所も潮の流れの速い沖
(外海)にし、天然に近い環境で魚に極力ストレスを与えないよう
に育てています。


【花ぶり】の詳しい事はこちら!

「花ぶり」はこちらでゲット!



       ブリ茶漬け





           ブリのカマ




             ブリのカマ焼き



              ブリ大根





    
【産地ならではの漁師料理】
塩焼き、照り焼き、鰤大根、刺身、寿司、カマ焼きと色々な料理
方法があり、どれも美味しいですが、漁師さんは「ヅケ」と
「ブリ茶漬け」をすすめます。

ブリのトロの部分(腹側)で薄切りの刺身を作ります。
これを、煮立てて冷ました醤油・ワサビ・生姜を加えた付けダレに
漬け込みます。これが「ブリのヅケ」。

このヅケをご飯の上にたっぷりとのせ、お茶を注ぎお茶漬けにして
食べます。これが最高!最後の〆にうってつけの料理です。


       天然ブリのしゃぶしゃぶ


そして、もう一品のお勧めは「ブリのしゃぶしゃぶ」です。
薄切りにした鰤を、豆乳でしゃぶしゃぶにします。これが美味!
病みつきになりそう! 





       ブリカツ丼






【栄養と効果・健康】
ビタミンでは若返りのビタミンと言われるEを多く含んでいます。
また、EPA・DHAも多く含んでおり、コレステロールや中性脂肪を
低下させる効果も期待できます。

血合いの部分にはタウリンを多く含んでおり、高血圧の方には
もってこいのお魚です。タウリンは肝機能を活性化する作用も
ありますので、酒呑みにはぴったり!

天然物の方が高値がつきがちですが、栄養面では養殖物に軍配が
上がります。



      ブリの塩焼き









          天然ブリの刺身   




              天然ブリの照り焼き









       ブリの蕗味噌焼き




          ブリの粗煮






   ブリのシマ寿司





      天然ブリのしゃぶしゃぶ







       氷見のブリのにぎり寿司








           ブリのみぞれ鍋









            ブリの西京焼き




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カンパチ(間八)

2010年01月16日 07時35分46秒 | 大型青背魚と長~い魚

かんぱち(間八)



【語源】
頭部に目を通って走る斜めの黄色い線が特徴。前から見ると
この黄色い線が八の字に見えることから「間八(かんぱち)」
と呼ばれる。
また、方言でカンパチとは暴れ者のこと、この魚の性格から
この方言によっての呼び名であると言う説もあり。

「勘八」と書かれる事もある。(魚屋さん、飲屋さんなどで)


       養殖カンパチの刺身




         天然カンパチの刺身

【旬】
流通している大半が養殖物の為、季節感はないが、天然物の
旬は夏である。


養殖のカンパチ

【うんちく】
ブリの仲間では最も大きくなる。体長1.5mくらい。
沿岸から沖合いの表・中層を群で回遊し、暖かい海流を好む。
産卵期は春~初夏。稚魚は「もじゃこ」と呼ばれ、ブリと同様
流藻につく。 この「もじゃこ」を種苗にした養殖が盛んに
行われている。
あまり大きい物は味が落ち、3㌔位の物が美味い。

むかし、関東では夏から秋口に黒潮に乗ってやって来る当時歳
のカンパチを「汐っ子(しょっこ)」と呼び、季節の魚として
好んで食したと言います。この幼名は現在でも魚河岸で使われ
ています。
一方、ブリの幼魚であるイナダも「しょっこ」と呼ぶ地域もある
ようです。なんともややこしい話ですね。しかし、本当は季節感
あふれる魚なのです。天然の「しょっこ」を見つけたら是非賞味
したいものですね。




     天然かんぱちの卵の煮付け





【ブランド・産地】
天然物の漁獲量は極めて少なく特別な産地は存在しない。
近年の養殖技術の革新は目覚しく、身のしまり、味とも天然に
引けをとらないレベルまで来ていると言える。
養殖は、鹿児島・愛媛・長崎・宮崎などで盛ん。
この中でも宮崎産の「宮崎カンパチ」がブランド化されている。

この「宮崎カンパチ」の一番の特色は〆方です。
通常のカンパチは出荷される際、包丁で〆るのが一般的ですが、
このカンパチはドリルで〆ます。このため、脳から脊髄までを
一気に破壊する為、脱血処理に優れています。結果、鮮度が非常に
良い状態で流通できるとのこと。
この「活き〆脱血装置」は特許をとっているそうです。


       カンパチの刺身
        
【産地ならではの漁師料理】
塩焼き・照り焼き・煮付け・フライと、料理方法は数々あるが、
やはり、生食でしょう。刺身、寿司が一番。
脂ののりもよく、ブリよりも身が締まり、美味しい魚です。



【栄養と効果・健康】
良質のたんぱく質を多く含み、生活習慣病を予防するカリウム・
ナイアシン・EPAを多く含んでいます。
EPAは養殖物の方が多く含んでいます。

カンパチの情報ドシドシお待ちしています。




         カンパチの ひゅうが飯






      天然のカンパチ



         カンパチの島寿司







         天然カンパチの刺身















            




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ヒラマサ(平政)

2010年01月11日 07時28分42秒 | 大型青背魚と長~い魚



ヒラマサ(平政)

【語源】
ヒラマサの名前の由来は定かではありませんが、平鰤という字が
当てられるように鰤(ブリ)より平たいことから。
マサは柾目(まさめ)から来ていると言われています。

柾目とは、縦に真っ直ぐ通った木目・まっすぐと言う意味があり、、
平たく真っ直ぐな魚、あるいは、平たい魚で真っ直ぐな黄色の帯を
持つ魚である事からの由来ではないかと言われています。


    ヒラマサ(養殖物)

【旬】
産卵期が春のため、夏~初秋が旬といえます。



       天然ヒラマサの刺身




      天然物

【うんちく】
「ブリ御三家」と呼ばれるのは、ブリ、カンパチとこのヒラマサ
です。その中でもヒラマサは脂肪分が少なくさっぱりした魚。
しかし、独特の風味と歯ごたえがあり、「青背の貴公子」とも
言われます。

関西地方では特に好まれ、「ヒラス」と言う名でブリやカンパチより
高級魚として流通しています。

見た目はブリそっくり。ブリに比べ、やや細身で頭が小さく体側に
黄色い帯が走っています。



        天然ヒラマサの刺身

魚食性で成魚はイワシ、サバ、アジやスルメイカなどを追って
索餌回遊をします。

数年前、このヒラマサとブリを掛け合わした「ブリヒラ」と言う
魚が流通しましたが、そう言えば最近、見かけないですね~




【ブランド・産地】
ブランド化はされていないようです。
本州以南に生息しており、主な産地もありません。
しかし、近年、九州地方で養殖が盛んに行われています。


ヒラマサのにぎり寿司

【産地ならではの漁師料理】
焼き物、煮物も美味しいですが、ブリやカンパチに比べ脂は少ない
為、向いているとは言えません。

何よりの特徴は身の締まり。これを楽しむのは刺身やお寿司です。
漁師さんも同意見でした~!


【栄養と効果・健康】
ブリやカンパチに比べると脂肪分が少ないと記しましたが、一般の
魚と比べると話は別です。
脂肪分が多く、DHA・EPAが豊富。生活習慣病を防ぐ不飽和脂肪酸を
多く含んでいます。
脂肪分は多いですが、コレステロールは少ない究極の健康食品です。

また、カリウムが非常に多く、高血圧の方に是非、食べて頂きたい
食材です。

ビタミンでは、骨を丈夫にするビタミンD、老化を遅らせるビタミン
Eを多く含んでいます。
女性にもお勧めです。

       ヒラマサの刺身






         ヒラマサのヅケにぎり









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シイラ(鬼頭魚)

2010年01月09日 06時47分59秒 | 大型青背魚と長~い魚


しいら(鬼頭魚)

【語源】
シイラの由来は「秕(しいな)」です。
これは殻ばかりで実のない籾(もみ)のことです。
シイラも体は大きいが身が薄く食べるところが少ないからの総称の
様です。
また、シイラは漂流物に集まる性質を持っており、時には、動物の
死骸などにも集まります。
このことから、死人食(しびとくらい)などと言う地方名さえあり
ます。
他には若魚時代に群れで遊泳する様から、万匹(まんびき)や
十百(とうひゃく)、そして、シイラという名は縁起が悪いからと、
万作(まんさく)や金山(かなやま)という名で呼ぶ地方もあり
ます。
縁起が良い魚なのか悪い魚なのか?良くわかりませんね~


シイラの切身

【旬】
このシイラと言う魚の評価は様々~
山陰や九州では人気がある魚であるが、それ以外では全く人気なし。
ただ、釣り人には人気があるようです~時速60kを超えるスピードで
泳ぐこの魚の「ひき」は答えられないとか・・・・・

一方、欧米では高級魚扱いされています。
ハワイでは「マヒマヒ」と呼び、この魚のフライは、日本人のツアー
客にも大好評です。

産卵期は、日本近海では6~8月。
よって、旬は秋と言えます。




  雌のシイラ

【うんちく】
シイラの大きな特徴は前頭部です。
特にオスは成長するにつれて前頭部が、異様に大きな角丸四角形に
なります。
一方、メスは成長しても卵形まま・・・・。
このためオス・メスの区別は容易です。

また、鮮度の善し悪しも見分けやすい魚です。
死後の体色の変化は急速で、背は紺青色、腹は灰色が勝り、
くすんだ色になってしまいます。

【語源】の章で縁起の良い魚か?悪い魚か?わからないと記しました
が、高知県ではたいへん縁起の良い魚とされているようです。
この魚、実は夫婦仲がものすごく良いのです。
それは、オスが釣り上げられると、メスはその船の後をどこまでも
追いかけてきて、メスも容易に釣れてしまうと言われています。
高知県では夫婦和合の象徴として、シイラの塩干物が結納に使われる
事があるそうです。


      シイラの刺身
【ブランド・産地】
日本ではブランド化されていませんが、ハワイでは「マヒマヒ」
としてブランド化されていると言っても良いかも・・・?

このシイラ(マヒマヒ)を使ったステーキ、ハワイ名物料理の
「ポケ」にもよく使われます。

日本での主な産地は、高知、長崎、熊本、島根などです。


        シイラの塩辛

【産地ならではの漁師料理】
隠岐では、このシイラで塩辛を作ります。
これはまさに漁師料理。流通はしません。産地でしか味わえない代物
です。

ハワイの名物料理「ポケ」とは、生魚をぶつ切りにし、薬味と
あわせた物・・・・シイラはこの料理の食材によく使われます。

日本では非常に評価の低い魚で安値で流通します。
身質がハマチ・ブリに似ている事から、一昔前までは、ハマチとして
魚売場で売られたり、「沖鰤(オキブリ)」と称されて販売された
時代もあったようです。


       一番手前は雄のシイラ

【老人と海】
シイラは英名でDolphin Fishと言います。

この為、ヘミングウェイの有名な小説、老人と海ににおいてシイラが
登場するのでありますが、初期の日本語訳では、何とイルカと訳して
しまったそうで、どうも話がしっくりしなかったとか・・・。

これを末広恭雄博士が指摘し、後に、イルカからシイラに訂正翻訳
されて出版したという有名な逸話があります。

やはり欧米ではメジャーな魚なんですね~!


【栄養と効果・健康】
たんぱく質が豊富で脂肪分は少ない魚です。
ミネラルではカリウムを多く含み、体内の塩分排出を期待できます。

疲労回復に効果のあるビタミンB1と、脂肪をエネルギーに変える
ビタミンB2も豊富です。

二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解するナイアシンも
多く含んでいるので・・・お酒のつまみには最高~

一方、回遊する青魚のわりには、DHA、EPAは少な目の様です。

        シイラの刺身











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