夏の茶事
昨日は、思いがけず裏千家師範のIさんから、夏の茶事に招待されました。何年振りでしょうか。私の作法もあやしいのですが、お気楽にどうぞと言われて・・・25年前に友人が茶室を作り、釜開きに招いてくれて以来です。この時は藪内流でした。
まずつくばいで手を洗い清めて、にじり口から入り、お床拝見。軸は妙心寺の高僧によるもの。茶席に坐り、干菓子の金平糖を振出から頂き、次は主菓子でもう一服。やがてお昼の懐石を頂きます。
お膳の料理も撮りたかったのですが、亭主が嫌がられましたので、初めて頂いた食用ほうづきだけ撮影。フルーツの味がしました。そうめん南瓜も初体験。とても美味しかったです。福井で購入された鯖寿司も絶品。高山の小茄子の煮付けもほどよい味付け。吸い物に入れてあったとうがんも自作のもの。極小とまとも自作。庭園の隣は菜園です。
茶室もすばらしく、網代の天井、床柱はなんと、黒柿。これには驚きました。ほんの少しでも高価なのに・・・茶花は、ひさご型の竹かごにヨウシュヤマゴボウ、ハンゲショウにトレニア。どれもお庭に咲いているものです。
Iさんは、茶道の先生をされていると同時に、母乳乳児相談室も屋敷内に建てて、若いお母さんも指導しておられます。
友人と心豊かな半日を過ごさせて頂き感謝です。
2020.3.6に追記
http://niceartworkwebwrfactory.xyz/index.php?main_page=product_info&products_id=42784
5年も返信が遅れてしまいまして申し訳ありません。
作者は
妙心寺派管長の梶浦老大師のものでした。
(コメント頂いたpicosa様に返信しましたがうまく書き込めず記事の追加となりました。)
茶室玄関にさりげなく置かれていたからすうり 黒柿の床柱
お軸 (百千億のいのちにもかえがたし吾が母の顔吾が母のいのち)
ギヤマンの夏茶碗 水差しの蓋は南瓜の葉
食用ほうづきの手前は極小とまと
素晴らしい茶室なんですね
私の友達も男ですがもう15年ぐらい毎週お作法をならっている人もいますよ
昨日はそのうちに遊びに行きました
奥さんは5年前にこの人の運転で事故を起こしなくなってしまいました
時折たしなみますが、正式な茶事は久しぶりでした。
夫も一応習っていますがまだまだです。
奥様に先立たれるとはお気の毒ですね。
ご主人様の運転で事故とは悔やんでも
悔やみきれませんね。
写真はなくても、きっと素晴らしい懐石料理だったことでしょうね。そうめん南瓜や鯖寿司、知ってはいますが、一度も口にしたことはありません。
食用のほおずきは、ドイツで頂いたことがあります。とても美味しかったです。
幸か不幸か、これまでお茶席に招かれたことがありません。
でも一度くらいは経験してみたいですね。
昨日は少しだけですが荘川を歩いてきました。
明日の記事に、そのなかのひとつを紹介しています。
くださるような静寂な素敵な時間をご一緒させていただき
有難うございました。
最近は何でも怠けています。
懐石は、まだお若いですからこれから招待があると思いますよ。
食用ほおづきは外国の方が一般的らしいですね。
あんなに美味しいとは思わなかったです。
ドイツのエルマーくんは最大のもてなしをして下さいましたね。
断片的に思い出すだけです。
静寂な空気はとてもよいので、一度はおすすめします。
一旦止めるとお稽古にはなかなか行けません。
こちらにも来られていたのですね。
元気になられてよかったです。
春と冬は体験しましたが夏の茶事ははじめてでした。
金平糖の振り出しもぎやまんでした。
先生は私より6歳年下ですがとてもしっかり者で
教わることが多かったです。
社長さんの奥様です。
ちょっと質問なのですが、この掛け軸の詩の作者、ご存知ですか。友人が偶然見つけたのですが、作者が分からず困っています。
教えていただけたら幸いです。
私も忘れていますので、Iさんに手紙を出して
訊いて見ますのでしばらくお待ち下さい。
まだこの続きがありまして、「妙心遥か」
でしょうか。
スペインにいらしたのですね。