2016/08/04 記
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高認試験は無事終わった。これで仕事上は、実質的に休みに入る。実際は、塾長と交代で待機して、引きこもり青年たちの危機に当るが、今年からは私の爺ぃ化を踏まえて、私の代わりに塾長の奥さんが入ることになった。地域が県北と八王子で、車が使えないのでは、実質役に立たないのだ。
そういうわけで、地元の成人当事者を抱えていないのは、今年が初めて。定年の影響が可視化した感じだ。他の子はローティーンなので、私の特徴である就労とか社会参加という働きかけは、活きてこない。ならば被災地へと思うのだが、私の視力では先方のレンタカーが使えない。事前に根回ししたところ以外は、訪問巡回に限界がある。かと言って、母を数日以上、ひとりにしておける状態ではないからだ。
今年は同行できるハイティーンズはいない。大船渡・末崎町には行きたいが、躊躇している。東京・神奈川の災害ボラの支援者巡回をしながら、出かけるタイミングを計ることにした。
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「懇話会ニュース」を書いていて、3つの論点
1)単身要援護者の孤立防止
2)「避難所>仮設>災害公営住宅」という
連続転居の「篩(ふるい)」によって孤立する
被災要援護者(特に被災単身高齢者)の問題
3)被災によって負傷し身体障がいを抱えることに
なった被災障がい者の方々の課題
2)のところで、地方型と都市型の構えの差をどうまとめるか思案している。地方型では生活を地縁依存の絆が強い。だから、この問いはそのまま意味を持ってくるが、都市型の場合、生業の多様化や、地方からの流入家庭の多さなどから、地縁がもともと希薄だ。だから、向こう三軒両隣りの一部や、生活圏に散った友人のような不確定な形をとるため、もともと家族以外は切り離され易く、地縁復活のような形では、間隙が埋まらないという問題がある。家族が被災して孤立した場合、単身男性は埋めようが無い孤立のなかにおかあれてしまう。
3)については、倒壊した建材の下敷きになったり、中には土砂崩れ・津波に溺れることによって、酸欠による神経障害が起きることもあり、障害未経験の被災者家族を含んで、アドバイスのないまま、生活の壁にぶつかる話だ。被災前との落差が大きく、ここを手がけている方は少ない。情報も不足しており、秋の懇話会の貴重な情報を交流することになる。
どう呼びかけ号にまとめるか、頭が痛いところである。
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特定健診の時期となった。母は秋にはいってからだが、私は毎月、糖尿病の血液検査を受けている。特定健診も毎年受けている。癌のマーカーで反応が出てくる頃は、ステージがかなり上がってからだが、一応検査を受けておくことにした。申込を済ませた。
母は胃がん切除者だから、定期検査を受けてきた。だから急変はないだろうが秋には、健診を受けることに。
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夜間傾聴>開店休業
(校正1回目済み)