Uターン、自動車などがU字形に180度進路を変えること。もうひとつは、元の場所や状態に戻ることで、特に、都会に出た人が故郷へ戻ること(広辞苑)とある。盆帰省のUターン、今夏は台風とその後遺症で各地のターミナルで足止めという事態が発生し混乱した。該当された皆さんの心労はお察しします。
もう一つ、地方の自治体ではUターンが期待されている。そのために各種の施策がとられている。このUターンはある理由で現在の居住地に移ったが、生まれた出身地に戻って転職したり、親の介護をしたり、故郷の再生に寄与するなど様々な形態がある。本県には「住みよさ日本一」というフレーズがあるがどうだろう。
県の人口は150万人を超える時期もあったが、近々130万人を割るという予測記事がある。記事には下げ止まりの見通しは1行も見当たらない。学校統廃合の記事を見るだけでも減少への姿が見える。統廃合が進むと、若い人は子どもの教育を考え転居という。国からの支援や助成金に頼りすぎず、地元で生み出すものを創らないといけない。
渋滞かな、と思っていたら先方に赤色灯パトカーが何台か。現場は見通せないが交差点の中らしい。警察官がUターンを指示している。大きな事故かと聞くと、そうですという返事だった。片側一車線の道で引き返す。渋滞の列は長く続いていた。60年近く運転するが事故でのUターンは2回目になる。安全に気を付け猛暑の道を大きく回り道をする。
(今日の575) 生まれ地に住まい続けて故郷無し
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