日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

故郷で事故なく

2018年08月11日 | 生活・ニュース

 空も陸も盆の帰省ラッシュ。始発の新幹線で乗車率180%というニュース、定員オーバーを堂々と報じる側、報じさせる側、これが車や飛行機なら大問題になるだろう、と思いながらいつもの通り見ている。到着駅で出迎える家族の笑顔が、満員の新幹線で帰省した人の疲れを吹き飛ばすのだろう、帰省経験のない身は映像を見ながらいつもそう思う。

 県外ナンバー車が増えた。スーパーの駐車場にも県外車が多い。最近はナンバープレーがデザイン化され、ご当地プレートととして地域の誇る風景などが背景になっている。未だ数は少ないが、帰省車を見る楽しみになるかもしれない。当県は錦帯橋や秋吉台などが取り込まれるとか、料金は上乗せになるが、県のPR車と思えば事故減になるかも。

 故郷を離れるまではよく知っていた、運転していただろう道路も年数が経てば状況は変わっている。久々の故郷での運転、十分に気をつけてもらいたい。そんなことは分かっていると言われそうだが、実際にヒヤリとした年寄として、せっかくの帰省先で事故を起こしては思い出も消えると思い愚痴る。

 伝えたいのは難しいことではない。慣れない地では道路標識や表示はよく確認して運転するということ。ヒヤリとしたのは、一旦停止の表示も標識もある三叉路を徐行もなしに表通りに飛び出して来た。歩行中の私が止まって確認しなかったらおそらく飛ばされていた。他県ナンバーの赤い車は何ごとも無かったかのように走り去った。
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孫のため一雨

2018年08月10日 | 自然 季節

 隣に腰を下ろした同年配の男性、初対面の人だが日焼けした腕や顔から元気な人だと直感で思う。気温35度は暑いと思っていたが、最近はあたりまえのになった、そんな会話から話が始まった。「畑が硬くなって鍬が使えない、一雨も二雨も欲しい」と菜園の苦労話になった。私が仲間と楽しむ農園もカチカチの状態という情報と同じなのだろう。

 そういえば雨らしい雨は降っていない。先日、水不足が心配と書いたが、全国ニュースではダムの貯水量1%というダム底を紹介していた。対策は台風の雨待ちという答えに、豪雨の後なのに水がない、困った状況が起きているようだ。降る所には降るが、そうでないとこは水不足になるようだ。降雨は自然のおもうがまま、これからは人工降雨も真剣に講じておかないと生きていけなくなるのではと気になる。

 隣の人は、高校生の孫が、部活だ行事だと忙しいのに一泊の予定で帰省するのを待っていると、嬉しそうな日焼けした顔に白い歯が輝る。孫に自慢の美味しい野菜を食べさせたい気持ち、そのためにも帰省の日までに一雨も二雨もほしいという思いがよく分かる。今月の仲間との農作業はまもなく、雨が欲しい気持ちは同じ。

 同じ一雨でも「一雨ありそうだ」というのは、状況が険悪になって何か事件や騒動がなくては済みそうもないことをあらわす。そんな一雨はお断り願う。「時雨」はほどよい時に降る雨。「慈雨」はほどよく物をうるおし育てる雨、ひでり続きのあとの雨。孫さんのためのも、我らが農園のためにも頭上の雲よ「じう」と変わって欲しい。
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クローザー

2018年08月09日 | 生活・ニュース

 「核兵器使用は世界で長崎を最後に」、そんな願いを込めた長崎原爆の日の平和式典が開かれた。いつもながら長崎市長の平和宣言には、その強い意気を感じるものがある。被爆都市同志が11日に一戦を交える、と言っても武器を持った戦ではなく、丸いボールを蹴りあうJ1サッカー。試合日の交流で平和への願いを込めたイベントが報道されている。

 今年はJ1もプロ野球も広島が絶好調。最後まで分からないのが勝負の世界ではあるが、ここまでの戦績のまま進めば疑いなく覇者になることは間違いない。カープ、昨日現在CSクリンチナンバーは26、今夜の結果次第ではマジックナンバー36が点灯する。そんな記事を読みながら、記者の別記事で「クローザー」という言葉が出てきた。

 記事は、大野、佐々岡、氷川に次ぐカープ4人目の100Sを達成した中崎の記事で「広島の歴代のクローザー全員・・・」、クローザーってなに、読みを中断し調べる。「野球で、試合の締めくくりに登板する投手 CLOSER]とある。リリーフは「先発投手以降で登板すること、またその投手」。意味に大きな違いのあることが分った。

 クローザーに失敗は許せれない。100達成の裏には痛い失敗もあっただろう。そんな中崎への紙面見出しは「百戦錬磨 中崎100S」「バック信じて腹くくる」。抑えを任せてもらえる喜びと責任感、信頼される守護神という期待への重圧、巷の野球談議でも名前が出てくる中崎は昨夜で1勝26S、どこまで記録は伸びるだろうか。
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ねこじゃらし

2018年08月08日 | 生活・ニュース

 夏休み前から、アメフト、文科省がらみの裏口入学から派生する文科省事件、入学試験点数操作と男女差別、アマチュアボクシング界の疑惑など、子どもらを導く責任のある人らの事件が多すぎる。そのせいでも無かろうが、危険な暑さのせいだけではない子どもへの虐待がらみ、いたずらなどの報道が多い。中には痛ましい事件も多く起きている。

 近所には小学生らが多く、元気活発な動きによく出会い元気をもらっている。子どもらを見かけたときは、事件や事故に巻き込まれないように注意して見守っている。ヘルメットを着用し自転車で遊ぶ子らには、時々ではあるが危険な乗り方と思った時は声をかけている。

 ある日の昼下がりだった。「きゃあ やめて おねがい」という女の子の声が複数聞こえる。もしや、何ごと、と思い急いで玄関を出た。数人の子どもが雑草を振りかざして戯れている。子どものころに思い出のある「ねこじゃらし」で首周りをくすぐりっこしている。茎の先の円錐状の穂は遊ぶには面白い。この時期、夏草の一つとしてよく見かける。昔と変わらぬ遊びを懐かしく眺めていた。

 円錐状の穂で、猫の首のところをじゃらすと喜ぶところから「猫じゃらし」という名前になった、というらしいが正式には「エノコログサ狗尾草」と呼ぶそうだ。大人の自慢できない出来事を子どもらはどう受け止めているか分からないが、暑さの中、ねこじゃらしで仲良く遊ぶ姿にほっとしたひと時を感じた。
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ミストの効果で

2018年08月07日 | 地域

 いま、雨・危険な暑さ・台風と自然の異変に悩まされている。このままいくと夏場に水不足にならないかと気になる。この暑さのなかで仮に水不足になったら、思うだけでも恐ろしくなる。先の豪雨被害で稲田に給水できず枯れかかったり、育ちが悪く細い葉の稲を紹介している。一部の稲田の姿だと思うが、主食のコメに通じることで気になる。

 暑さ対策、お隣の韓国でもエアコン使用を奨励している。それにつれ電気料金がかさむ対策として、料金値下げを政府が検討しているという報道がある。日本も、熱中症予防策の一つでエアコン使用を薦めている。電気料金を気にしては熱中症対策にならないが、痛しかゆしの選択を強いられる。

 あるホームセンター、暑い日だが結構な来店者で混雑している。店頭に花を並べたスダレ囲いがある。花を見ようと囲いに近づいたら冷たい霧に触れた感じ、見るとミストの装置がしつらえてある。連続して発生しているミストは、風の吹くままに囲いの中を揺らぐように動き回る。「おや」と見上げ納得顔になるのは私だけではなかった。

 ミストにして散布すると大気中の熱を奪い気化熱で涼しく感じる。温度が高いほど涼しく感じる、理科の教科書を思い出す。日本一気温の高い地域では通りにミスト装置があるとか。大型の設備ならほっと出来る空間ではなかろうか、閑散とした駅前商店街に設置を検討してはどうだろう。
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あの朝から73年

2018年08月06日 | 生活・ニュース

 庭でカボチャの育ち具合を見ている祖母の姿をガラス戸超しに見ていた。その時、一瞬だが周囲が真っ白に感じる光線が閃いた。庭にいた祖母は家の中へ飛び込むように入って来て「何じゃろうか」。同時くらいに振動とドドドーという音がしてガラス戸がビィビィビィーと小刻みに揺れた。その時間が午前8時15分で、世界で初めての核爆弾が投下されたことは後になって知った。父は命令を受け自転車で同僚と広島へ向かった。

 あれから73年、世界中の核弾頭数は減少していたがその足が止まっている。しかし、保有国とその傘下の国を除けば地球上の多くの国が核兵器廃絶、不使用宣言を求めている。核のない世界いう目的は一つなのに、保有と非保有、そのどちらにつくかで思惑が異なる。

 被爆者が高齢をおして、その悲惨さと廃絶を語り部として伝えられている。若い人にはその語り部を引き継ぐ人、世界の会議の場で核兵器禁止と廃絶を訴える人も多い。15歳の少年が語り部の話を聞いて「核兵器は減少でなく廃絶が必要と分かった」と意見発表している。少年の考えを今実行出来るのは被爆国と口にする国会議員、特に保守系議員の勇気を期待する。

 在米で映像プロヂューサーの竹内 道さんは被爆2世。その方は「米国では、禁止条約もICANのノーベル平和賞受賞もほとんどニュースにならない。それを知る機会もないので、核兵器がどれほど残忍なものか知らない。気の遠くなるような核廃絶運動だが地道に続ける」と語る。この方の祖父は原爆投下当時、広島赤十字病院長として被爆者の治療に当たられた。現在、道さんはカナダ在住の被爆者サーロー節子さんを追うドキュメント製作中。
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ブルーベリー

2018年08月05日 | 自然 季節

 店頭に並ぶ、ブルーベリーの小さなパックに付けられた値札を見て「高価な一粒」と口には出さないが思いながら通り過ぎているが、ここ何年も、親しくしてもらっているOさんから「収穫したので」と届けてもらっている。今年も、黒紫色で大粒そろいのブルーベリーをパックにぎっしり詰めたものを頂いた。

 新聞を読むのがおっくう、携帯の画面がチカチカ、パソコンやスマホをよく使う、針に糸が通りにくい、確かに、年を重ねると何となく感じることが並んでいる。これは年齢とともに体内のルテインが減少するからで、そんな症状を改善するのがブルーベリーとCMに載せ、その効果が縷々うたわれている。

 ブルーベリーは目にいい、耳学問の知識で思っていた。こうした説にも効くから嘘まで実に多くの説のあることに驚く。次の事実から目に効くと信じたい。Oさんは「鳥が来始めたので急いで収穫した」と話された。菜園趣味の知人からは鳥に狙われるので防鳥ネットを張るとも聞いた。鳥目というがこれは夜の話し、ブルーベリーのお陰で、鳥は熟れた小粒が見えるのだろう。

 これまで、頂いた物はジャムかそのままを頂いていた。昨年のこと、頂いた直後に近所の方が来られ「まあ、おいしそう」という声に促されてお裾分けした。「ヨーグルトに混ぜていただいたらとても美味しかった」というお礼が来た。家内が今年は我が家もということで、朝食でヨーグルトと一緒に、ということになるようだ。
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また届いた

2018年08月04日 | 生活・ニュース
 

 またまたホップアップメッセージで「おめでとうございます!Googleをお使いのあなた!本日の無料iPhone X、iPad Air 2、Samsung Galaxy S6のいずれかの当選者に選ばれました。OKをクリックして景品をお受け取りください。そうしない限り別のユーザーに当選権が移行します!」と表示された。初めてではない、これについては注意喚起の説明が多数ネットにある。

 偽物だ、と閉じると次の画面が現れ、iPhoneなどが無料で手に入るような誘いになる。その権利があるのは残り何分何秒ですと急がせる。進むと3つの質問に変わる。私はこれ以上進んでいないが、故意に誤った答えを送っても全問正解となり商品選びに移る。ここからが個人情報を抜き取るフィッシングサイトへ誘導される、という。

 後を絶たない悪徳商法は連日報道される。最近は「掛かる方にも責任が」という声もあるが、掛けるほうが悪いに決まっている。ちなみに詐欺とは「人を騙して錯誤におとしいれ財物などをだましとる、また、瑕疵があると意思表示させること」で、人を騙し多くは金子を盗っている。こんなメールも届いた。「荷物を配達したがお留守でした。持ち帰っているので返信ください」、運送会社の名前もないことからニセメールと分かる。

 悪賢いというのだろう、実在の銀行名を使い「パスワードの変更依頼」「アドレスの確認」というメールも届く。無関係だから口座もなければアドレスも報せていない。発注していないのに「〇〇市場注文内容確認」というメールも来る。ドアホンで不審者らしき男の質問に「若い者と相談します」ときっぱり答えたら、急いで玄関から立ち去る姿が映ったと高齢の女性。被害に遭わないため、とにかく気をつけたい。
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小さな医院の待合室

2018年08月03日 | 地域

 城下町名残の通りには、街の大きな病院では見られない「待合室」がある。玄関は自動ドアになっているが、出迎えてくれる下足箱は昭和を思わせる木製、履物を脱ぎしゃがんで持ち上げ棚に置く。その所作は一人あて、並んでは出来ない。「よいしょ、お先に」と待っている私に高齢の女性が声を掛け受付に向かう。

 受付は木製の小さな窓、診察券と保険証を出しL字型に置かれた長椅子に腰かけて順番を待つ。床は板張りで黒光りした艶は、2代目先生の風格を感じさせる待合室だ。「駅や病院などで、客が時間や順番が来るのを待つために設けた部屋(広辞苑)」が待合室、辞書通りのたたずまいだ。この言葉は今も使われているのだろうか。知り合った同士の会話が弾む。入りはやはり「この暑さ」から。

 夏休みで子どもらも多い。しっかり治療して2学期を迎えて欲しい。2代目先生はよく海外旅行をされる。そのためか盆や年末年始の休みが長い。この夏は11日間らしい。患者もそこはよく承知している、ローカルならではの関係だろう。そのお土産か、旅行の写真が待合室を飾る。今は、南アフリカのビクトリア滝とチョベ国立公園のサファリーの写真、その傍に木製の小さな動物の彫り物。子どもらはのぞき込んで見ている。

 毎年8月第一土曜日は錦川水の祭典、というより「錦帯橋の花火大会」と呼ぶ方が分りいい。例年、10万余の人が6千発の花火を観賞する。それをメインに帰省する家族も多い。待合室もそんな話題で明るい。花火大会の準備、焼け付く川原でさぞ大変だろう。
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火星大接近

2018年08月02日 | 自然 季節

 「火星、地球大接近」という新聞やTVの報道に踊らされて午後8時過ぎに2階の窓を開ける。火星はいつもより明るくなっているが、この時期はひときわ明るく大きく見えるとある。夜空の月と金星は何度か観察したが火星は初めて、7月31日、暗くなった南東の空を観察すると、少し明るい星がさほど高くない位置に見える。

 月は何度か撮ったことを思い深くも考えずカメラを向けたがあまりの小さな姿に驚く。思えば地球と月の距離は38万4千㌔、火星とのそれは5759万㌔、およそ150倍の遠い宇宙にある。素人が使うカメラで狙う方が無謀かもしれないと気づく。三脚まで準備している、即撤収は思いとどまり何度かシャッターを押す。月のようには撮れない。

 隣の2階の灯りを目印に肉眼の夜景を撮る。確認すると埃ではない小さな小さな白い点が写っている。位置方向からして火星と信じ、何回かズームしシャッターを押す。対象が遠く過ぎてカメラのほんのわずかな動きで液晶から火星は消え闇空に変わる。それでも赤みがかった丸い星は確認でき、初めての火星観察とした。報道では、肉眼でも見えるが、望遠鏡を使えば火星表面の模様や極冠も観察できるという。

 観察した記録としてブログに残したいが写真がない。思いついたのは肉眼の夜景と火星の赤い姿を合わせて1枚にする。火星は約2年2カ月ごとに近づくが距離は毎回異なるそうだ。今回と同じように接近するのはなんと17年後の9月、そうゆう意味で今回は記念になる猛暑の宵のひと時だった。 
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