日々のことを徒然に

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水ありて思う

2013年08月13日 | 生活・ニュース
            

 節水で公園の噴水も止まっているのは関東。「これまで経験したことのない大雨」をはじめとして各地で豪雨が頻繁に起きている。それなのに上水の水がめであるダム周辺では、水不足を解消するだけの降雨が見られない。雨雲はダム周辺を故意に避けているのかと思うくらい、不思議な現象が続いているようだ。

 子どものころから思い返して、節水の呼びかけはあったかもしれないが、水で困った記憶はない。ここ清流錦川は水量水質ともに誇れると教えられている。全国の山紫水明をうたい文句にした天然水が売られている。ここ錦川の水道水は「周防いわくに 大吟醸の水」として売られている。これは、水道水が安全で安心して飲め、そのうえでおいしい水ということになる。

 こうして恵まれてはいるが、その水源となる山間地域の過疎と山林や田畑の荒廃を見ると、いつまで豊かな水源が保たれるのか不安になる。かって、山林と田畑を守れば日本にダムは不要といった政党がある。過疎と比例して荒れる河川沿線の上流域をどう立て直すのか、水不足の報道を聞くたびに思う。

 連日、熱帯夜と猛暑日をセットにしたようなこのところの毎日の暑さ、茹だるような暑さ、と呼ぶ。茹だるは「ゆだる」が転じた言葉というから、詳しく聞かなくてもよくわかる。そこで誰もが求めるのは水。公園の大噴水からのしぶきが風に流されていて天然クーラー、多くの観光の人が、天然の涼ここにありと、ソフトクリームを手にした人もしばし足を止める。この暑さまだまだ続くという。
コメント (2)
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