日々のことを徒然に

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施設の外で

2013年08月30日 | 社会 政治
            

 喫煙者は日々、肩身を狭く、時には隠れるようにしながら愛用のタバコを吸っている。禁煙者より多く税金を納めているのに、そんな愚痴も出したくなるだろう。しかし、社会、いや地球規模で禁煙強化は進んでいる。公共施設では「施設区域内禁煙」の表示もある。

 そんな施設利用の喫煙者は何時間かの辛抱ですむ。しかし、その施設に勤務する喫煙者はどうだろう。終日、禁煙施設で仕事をしていると喫煙の程度にもよるだろうが、一服したい、吸いたい、だろう。本数は少ないが30年前にタバコと縁切りした一人として気持ちはわかる。

 ある区域内禁煙施設そばでたまに見かける喫煙の光景。施設から足の幅だけ道路へ出て立ち、手には吸殻入れを持ったまま忙しそうに吸う。首に下げた名札のケースで施設の職員とわかる。ただ吸う、それだけで、味わって吸うなどの様子はうかがえない。施設外、足の幅ほどとはいえそこは公道、路上喫煙も戒められるこの時期、さぞうまくないタバコだろう、と見ながら通る。路上喫煙者の名誉のために証言するが、吸殻が落ちていたことは無い。

 名勝・錦帯橋周辺など市内でも数カ所の禁煙区域が指定され、見つかると千円徴収される。観光地美観のため、歩行者の安全のため・健康維持のためと禁煙への働きは増している。日本人の喫煙者は男3人に1人、女は10人に1人、男は微減、女は微増、全体の喫煙率は21%、と報道にあった。さて世界的目標の喫煙率ゼロの到達はいつだろうか。
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