日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

「おやじ」ってなに

2013年08月09日 | この木
            

 地震の次に怖いのが雷、続いて火事で最後が親父。「おやじ、とは何か」と孫に聞かれ「弱った」という知人。最初の3つはわかるが人ではない、だから最後のおやじを人とは思わない。パパ、パパと呼ばれて喜んだのはわずかの間、反抗期前からは疎んじられ、とうとう、おやじとは何か、誰もたどる道かもしれない。「親父・おやじ」は父親を親しんで呼ぶときに使う。

 親父とは「一家の大黒柱」、家の中心となり家族を支える人。として尊敬される時代があった。今も大方の家ではそうだと思う。変な風潮でそうでない家庭が話題となり、ドラマになになるなどして、それが新しい家族関係のように持ち上げられる。核家族化の増加とともにそんな傾向になったが、三世代、四世代家族の時代には考えられない現象だった。

 この就職難、リストラばやりの厳しさのなか親父は家族のために頑張っている、これは間違いない。だから、何だかんだ言いながら、あるいは言われながらも社会は現実に動き、不景気でも経済は鈍いけれど回っている。ここにきて諸物価の値上がり、報道ではテン%近い食品もある。親父の収入減がますます親父離れになるのか。

 「親父の小言」のコピーをもらったことがある。詳しい由来は知らないが、短い言葉で「家業は精を出せ」「たんと儲けてつかへ」「朝きげんよくしろ」「人には腹を立てるな」など心の琴線に触れる言葉が40数項目ある。親父とは立派な存在である。
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