日々のことを徒然に

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小雪

2018年11月22日 | 自然 季節

 北の国の初雪が例年より遅れたが、わずかな雪であってもやって来たことでほっとされた事だろう。とはいえ、これから厳しい寒さがやって来る。諸物価高騰に加え暖房費の高値は家計に堪えることだろう。節電も呼びかけられているようで、より厳しい冬の到来になる。エルニーニョ現象で東日本から西は温暖な冬の予報、的中すれば北国の人には申し訳ないが有難い。

 県内でも最低気温がマイナスの観測地点も出始めた。暦では二十四節季20番目の小雪、雪の便りも珍しくなくなる。ここ瀬戸内ではさほどの雪被害は発生しないが、中国山地では雪害が毎年報じられる。かっては中山間地域の人口減少を促した原因にもなった。雪は必要だが何事でも同じだが、その度を越して欲しくない。

 黄色や紅色の葉で人々の目を楽しませた木々も、その色変わりした葉も残り少なくなった。そのせいか吹き抜ける風が冷たい、日陰を歩くとよりそれを感じる。それでも深まった秋の陽ざしを浴びて赤く色変わりした柿の葉の色合は暖かい感じを受ける。暖色と言われるゆえんだろうか。

 道路に散った庭木の葉を掃いている女性に声を掛ける。すると「落ち葉集めが終わると戸外の作業がなくなり寂しいです」と残り葉のすくなった木を見上げる。そうか、落ち葉にそんな思いをする人がいることを知った。そんなことを思いながら竹箒を見ると、箒の先が短くなり、この秋の落ち葉集めも終わり近くなったことが分る。ご苦労さ様でした。
コメント (2)
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