日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

銀杏の臭い

2018年11月09日 | 自然 季節

 大きく成長したイチョウの黄色い葉は豪華でありその美しさは誰からも好かれる。映像でしか知らない明治神宮外苑や御堂筋などのイチョウ並木は歩いてみたくなる。北海道庁赤レンガ通りのみごとなイチョウを北海道のブログ仲間が紹介してくれた。 

 イチョウの葉は多くの樹木の楕円形や線状などと異なり扇形をしている。その解明はまたの機会として、秋も深まると扇形の葉が路上を覆いイエローロードに変える。落ち葉の始末は大変だろうが、異臭を振りまくイチョウの果実(銀杏)も落下する。果実のならないイチョウもあるそうだから、有名な並木通りはそうかもしれない。景観それとも臭い選択は難しい。

 公園の梅の実は採取禁止とあるが銀杏については禁止の掲示が見当たらない。数人の女性が賑やかな会話を交わしながら銀杏を拾っている。通りかかった若い観光客は怪訝そうな顔をして通り過ぎた。持ち返った実から核を取り出す。このとき食べ物とは思えない臭さと聞いたが未経験で分からない。そんな難儀があるから半球を合わせたような白い食べ姿になるらしい。

 強風注意報が出ており風が吹く。それに揺られてか銀杏はパラパラと落ちる。銀杏拾いの人は会話からお店関係のようだが風に感謝だろう。銀杏を美味いからと食過ぎると毒になる、大人は1回10個、子どもは5個、そんな注意を耳学問として残っている。口に入るときは臭いが匂いになっているから不思議な果実だ。
コメント
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