日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

地上絵ではない

2018年11月08日 | 地域

 ペルーのナスカ川とインヘニオ川に挟まれた乾燥した盆地状の高原の地表に「描かれた」幾何学図形、動物の絵。これは、世界文化遺産になっているナスカの地上絵についてウィキペディアの冒頭説明。1939年6月に発見されたというから約80年になる。巨大な絵で空からでないと地上絵の全体解明は困難という。どのようにしてて描いたのか謎になっている。

 この遺産には許可なく立入は禁止され保護も行われているのが、自動車が侵入し破壊の危機にあることが報道されていた。自然現象ならぬ人的破壊は許されない罪だと言える。この文化遺産と対比しては誠に申し訳ないが、自動車の暴走行為で自然状態の川原に傷を負わせている場所が身近にある。

 川幅は200㍍余りだが川原はその半分あまり、その全面に車の走った跡がくぼみの線となって残っている。跡を見る限り複数の車の仕業だと思う。悪ふざけ、車の性能試し、運転技の試しあい理由はなんだろうと、自然の綺麗な姿を壊すことは許されない。このすぐ下流には、県の防災対策の水位観測局があり、洪水時の情報発信元になっている。観測に影響ないことを願う。

 この悪仕業の跡は、世界遺産申請準備が進んでいる錦帯橋の名勝指定地域の延長された下流域にあたる。これでは遺産認定は得られないのではと心配になる。夜間の行為だと危険場所だと思う。行為者は原状復帰のための汗をかいて欲しい。 
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