日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

AI夢の続き

2017年01月02日 | 社会 政治

 正月2日、新聞は休刊、年賀状配達は今年から中止、JPの経営も苦しそう。そんなことを思いながら「明日は少し朝寝するか」と目覚ましのセットを少し遅らせて昨夜は床についた。聞きなれない声で「起きろ」という声、目覚めはいいのですぐに起きるが声の主は不明。考えてみれば人工知能(AI)ロボと交流する夢の流れだった。

 このところAIは、将棋と囲碁のプロ棋士をもたじたじさせる力が話題、いや脚光を浴びている。その実力から職場や医療、家事に産業などへの実用化は近いと専門家は言う。AIが産業全体に採用されると就業者6割は失業という予測記事もある。6割分の労務費削減は大きなコストダウンを招く。AI化できない仕事は創造性や人間の交流が重要な仕事、それ以外はAI化可能という。実現したら社会は失業者であふれ混乱しそうだ。

 年初めにそんな夢のないAI化より先に実現してほしいものがある。その一つに盛んに言われている車の自動運転化技術がある。それも大都市のインフラ整備の行き届いたところではなく、道路事情のよくない過疎地域、免許返納すればその日から生活に支障が起きる人らを支援できるAIから着手してほしい。AIの素晴らしさを説く人は「AIは人間が使う道具」と言われるがまだ納得していない。

 一番気になるのは「人との関わり」が無くなりはしないか、ということ。高齢化社会の進むなかで地域共助社会の必要性が強く指摘されている。AIが苦手な人との交流をAI社会の中にどう取り込むのだろう。高齢になって機械に支えられても使われるにはいやだ、そんな凝り固まった頑固さに自分であきれる夢だった。
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