日々のことを徒然に

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法定点検で安心

2017年01月21日 | 生活・ニュース

 
 自家用車の「法定点検ご案内」が届く。「車検はパスしないと車として使用できないが、法定点検は、受けなければならないが、受けなくても罰則がないので、受けなくて良いという間違った解釈がされている」と通の人はいう。点検するのは所有者でもかまわないそうだが、法定という枠をはめながら生ぬるい決まりのように思う。

 自ら点検する能力を持ち合わせていない。点検もれや整備不良などで事故、特に加害者となってはいけないことを思い40数年この点検を欠かしたことはない。受ければ支払いが発生する。最近は顧客の引き留め策として優遇策もみられるが無料ではない。運転歴が長くなるにつれ、点検を受けることによって心理的にも安全運転への安心感が持てる。この安心感は金銭には変えられない。

 文部科学省の天下り斡旋問題で、国家公務員法違反に当たると政府の再就職監視委員気が公表した。これを受けて事務次官の辞任ほかの処分が発表された。斡旋そのものが禁止されているのに、調査に対し虚偽の報告をし、天下り先にも虚偽を依頼したという。思うに、子どもらの教育を統括する官庁として子どもらに法の精神についてどう説明するのだろう。

 厳しい法があっても霞が関でそれを犯す、それも継続していると報じられている。公務員としての順法精神のなさ、今回が初めてではないことを思えば、一部の府省庁や一部の者だとの言い逃れは出来ない。そんな不満を持ちながら法定点検を受ける市井のひとり、点検後のディーラーから作業内容の丁寧な説明を聞きながら改めて安全運転を肝に銘じる。
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