日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

同人誌11号

2017年01月23日 | エッセイサロン

 今年初の岩国エッセイサロン例会。列島は寒波で冷え冷えとし山陰や北日本は大雪に見舞われている。時おり小雪の舞う様子を見ながら例会が始まる。毎年1月例会は同人誌の発行日で会員は期待している。発行は会の茅野代表が1年かけて編集されたもの。包装紙を開くとインクの香りが広がる。

 掲載作品は、昨年1年間に会員が投稿し新聞に掲載されたエッセイ。季節の移り変わり、人の振る舞いや感情、時事問題など身の回りのことをただ見ているだけでなく、それらを丁寧に観察し、何かを感じとってエッセイとして発信したもの。これが会則にある「創作エッセイを外部発信し評価を仰ぎ、会員各々がより輝いて生きる」一つの証になっている。

 誌名は創刊号から続く「花水木」でそのフォントはバジョカ廉書体。これは一見したところ手書き風で、やわらかい雰囲気や味わい深さを感じさせる。このフォントは数種類あり和食店などの暖簾や看板にもよく使われている。誌名のフォントに注目いただけたら手に取って読んでください。岩国図書館には全巻寄贈しています。

 会員の1人は県の西部から、勤めの身ながら新幹線で年に何度か元気な姿を見せてくれ皆を喜ばせる。1月には全員にお土産がある。それは仕事の関係からこの時期の特産「酒粕」。今回も重たいほどもらった。寒い時期の粕酒はまた格別、さっそく飲みながら花水木11号を繰っている。 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする