日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

19年ぶりの横綱

2017年01月24日 | 回想
  
 大相撲初場所で優勝した大関・稀勢の里が72代横綱として昇進が決まった。相撲協会の手続きは残っているようだが横綱審議委員会の全会一致という。3代目若乃花が1998年5月に27歳で66代横綱として昇進以来19年目の日本人横綱誕生として大きく報道されている。それまではハワイ、モンゴルの出身横綱が続いた。

 記者会見で「腐らず我慢してよかった」と喜んだという。初土俵から15年目、未完の大器と呼ばれ期待され続けた稀勢の里、あと一歩で優勝を逃してきた。それだけに記者会見での喜びの短いひと言は、横綱昇進条件に達した成績を噛み締めるものかもしれないし、後に続く力士に対する励みの言葉にも思える。

 ご当地検定にも出題された我が街出身力士がいる。1948(昭和23)年に生まれ小学校3年まで岩国市で過ごす。その後、下関市にうつり日大入学するも1年で中退して相撲界へ、1966(昭和41)年初土俵を踏んだ人は元大関の「魁傑」。黒いダイヤ怪傑黒頭巾の異名がある。相撲協会混乱の2011年、日本相撲協会第11代理事長に就任した。2014年5月逝去。
 
 大相撲本場所は映像でしか見ていない。それでも錦帯橋下川原の「岩国場所」は小学校の時に2度くらい団体観戦したように思う。すごい力士の名前を憶えている。鏡里、千代の山、吉葉山、栃錦、若乃花、朝潮、大起に大内山という大型に対比する鳴門海など。ラジオで聞く名前の力士が目の前の土俵に上がる。興奮し大声を出したにちがいないだろう。あす、正式に横綱稀勢の里誕生、長く綱を張ってと願う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする