日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

段ボール温室

2017年01月12日 | 自然 季節

 ひと晩で90㌢ちかい積雪予報、穏やかな瀬戸内育ちには想像出来ない。強烈な寒気団停滞による北日本の雪、90歳を超えるという婦人が黙々と除雪される映像に、ただ頭を下げるしか術がない。寒さには強い慣れているとは言いながら、豪雪地域の映し出される光景に「生活は大変だろうな」という思い、融雪時期の早い到来を祈るしかない。

 今朝の最低気温はマイナス1.1度。瀬戸内は雪の気配はないがこの季節らしい寒さ冷たさを感じながら、北国の動物たちは冬眠についたのだろうかと思う。熊の人里への出没だけでなく、襲われて住民被害も多く発生した。里でこれだけの積雪なら山中はと思いを致すが、雪国のことで想像すら出来ない。穏やかに眠っていることを願う。

 古くからアロエを大切にされている家がある。通りかかると例年どうり段ボールで囲われている。アロエは寒さに弱い、ということで鉢植えしていたころ、冬場は風よけの覆いをして日当たりにいい場所に置いていた。段ボール温室はアロエには申し分ない越冬環境を作り出すだろう。上部が開いているので手を入れてみると、ほんのりとした暖かさを感じる。色合いのいいアロエはひとり占めの温室に満足しているようだ。

 アロエは医者いらずと言わせる薬効があると重宝がられる。どのくらいの症状に効くのか聞いたら「両手両足の指の数より多い」と教えられた記憶がある。確認したことはないが、世の中に出回っている医薬でないが飲んだり貼ったりする市販の品を超えているように思う。そういえば、毎日5㌢ほどアロエを食する知人は顔の色つやはよく酒量は衰えない。そして、苦みを含んだ弁説はアロエの苦みからきているのかもしれない。
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